伊藤儀一郎

2017年06月08日

小安峡温泉、泥湯温泉、ババヘラアイス、秋田秘湯を巡る旅

5月の週末に、初めての秋田旅行に出掛けました。
秋田の秘湯と呼ばれる絶景スポット、小安温泉と泥湯温泉を巡る旅のはじまり。
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湯沢市にある皆瀬川渓谷の小安峡(小安峡温泉)にて。
絶壁の岩盤から、100度近い熱水が激しく噴出してる様子がこちら。
日本国内でもこんなに美しい絶景が楽しめます。
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小安温泉をこけし産地として一躍有名にしたのは、童画作家・武井武雄の『日本郷土玩具 東の部』(昭和5年刊)をして「日本一のこけし」と言わしめた、滝ノ原こけしの作者・伊藤儀一郎(1882〜1933)所縁の土地でもあります。
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新緑のミドリが美しい季節に訪れました。
秋田の秘湯と呼ばれる小安峡温泉も堪能してきました。日差しを受けた露天風呂のお湯は美しい程に無色透明、ほんのり硫黄の香りがする単純硫黄泉で、肌に優しいアルカリ性の泉質です。数ある東北の温泉でも好みのお湯でした。熱過ぎないところも良かったです。

小安温泉から車を走らすこと約20分...
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小椋久太郎の記念碑。
木地山高原に静かに佇む桁倉沼(けたくら沼)を通り過ぎると、木地山こけしの名工と呼ばれた小椋久太郎(1906〜1998)を称える巨大な記念碑が現れます。かつては未開の土地で、久太郎の父・小椋久四郎を訪ねた仙台のこけし蒐集家・天江富弥氏(1899〜1984)が帰途の際に遭難しかけたのは有名な話。
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小椋久太郎の住居跡。
こけし工房に母屋が繋がってます。現在では家人不在となりましたが、工房の窓を覗くと轆轤(ロクロ)や刃物などの工具もそのままの状態で、つい先日まで生活が営まれていたかのような佇まいでした。
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秋田の秘湯、泥湯温泉(どろゆ温泉)。
今旅の終着点でもあり、こけし蒐集家が憧れてやまない泥湯温泉に辿り着きました。泥水のような色をしたネーミングそのままの濁り湯で、浴槽の底に泥のような温泉成分が沈殿してました。遥かノスタルジア、在りし日の湯治場の面影に想いを馳せて...
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泥湯温泉名物「黒たまご」。
温泉水による化学反応で真っ黒に茹で上がった、泥湯温泉の名物「黒たまご」を味わいました。温泉場に併設された蕎麦屋さんの「十割そば」もとても美味しかったです。
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神出鬼没の路上アイス店「ババヘラ」。
国道を車で走っていると...道に置き去りにされた「ババ」(婆/おばさん)が「ヘラ」で、花型アイスを作って路上販売する「ババヘラ」を発見。イチゴ&バナナのさっぱりした味でジェラートに近い食感。秋田県だけでしか味わえない珍しいアイス屋さんです。
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秋田空港のなまはげ。
空の旅で秋田空港に降りると、巨大な”なまはげ”にお出迎えされました。男鹿半島に本物のなまはげがいるらしいので、次の機会があれば訪れてみたいです。

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湯沢グランドホテルにて。
小椋石蔵こけし(1883〜1962/小椋久四郎弟)の勉強会こと、「こけし談話会」が開催され、「東京こけし友の会」の皆さんと、秋田県の木地山系こけし工人が集いました。写真左から、沼倉孝彦さん、三春文雄さん、佐藤達雄さん、柴田良二さん。(阿部木の実さん、小野寺正徳さん、阿部市五郎さんも参加)

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旅の最後に...
今回の秋田旅行に同伴した小さいこけしと、連れて帰った大きなこけし。大きな雷様のこけしは、在りし日の川連村大館の木地師・柴田鉄蔵(1899〜1960)の表情を湛えてます。全て阿部木の実さん作。

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2013年01月22日

映画 『ムーンライズ・キングダム』 伊藤常治、阿部木の実のこけし

敬愛するウェス・アンダーソン監督の最新作 『ムーンライズ・キングダム』 が、いよいよ2月8日から公開です。 ビル・マーレイを始めとするお馴染みウェス・アンダーソン一家に加え、今作ではブルース・ウィリス、エドワード・ノートンを迎えた豪華なキャスト陣にも注目が集まってます。

早くも今年一番に楽しみな映画です。 サントラも楽しみです。 既に試写会で鑑賞された方もいるようですが、製作発表された段階から、早く観たいような、未だ心の準備がままならぬような、ウズウズした気持ち (理解いただけますでしょうか?) を抱えたまま、遂に公開日近くを迎えてしまいました。 予備知識ほぼゼロの状態で、こちらの予告編もチラ見程度で、鑑賞しようと思います。 http://moonrisekingdom.jp/

今日の ”もくれん” さん。
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作家の泉美木蘭 (いずみ・もくれん) さんが出演されている、ニコニコ生放送の番組 『よしりんに、きいてみよ!』 では、『おぼっちゃまくん』 、 『ゴーマニズム宣言』 の漫画家・小林よしのりさんと ”政治や原発問題” をテーマに毎週生トークを繰り広げています。 もくれんさんには、番組内で JETLINK のウェアを着用いただいてます。 本番前の気合が伝わるこの回では、スタローン&ステイサム・熱い男たちがテーマの ”KIZUNA” パーカーで登場いただきました。 http://www.jetl.com/roki11_kizuna2.html

「こけしを広めよう」 を常套句に掲げるも、一部では閉鎖的で排他的な部分も覗かせるこけし界。 今も昔も然程変わりません深澤先生。 矢張り出る杭は打たれるのでしょうか。
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こちらは、秋田県・子安温泉のこけし工人・伊藤常治さん(昭和57年76歳で逝去)のヴィンテージこけしです。 先月の 「東京こけし友の会」 例会で購入。 当初はかなり汚れていたのですが、布で磨いたら綺麗になりました。 こちらのデザインの元になった伊藤儀一郎(明治15年〜昭和8年)の ”滝の原こけし” は、童画家の武井武雄氏に 「日本一」 と激賞され、戦前収集家の垂涎の的となりました。 その後、儀一郎さんは調子に乗って自分のこけしの胴に日本一のハンコを押したとか... そんな伊藤家デザインのアニメのような表情がなんともラブリーな一本でした。
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伊藤常治こけしの頭の上に乗ってる小さい子は...
時代変わって現代のこけし工人、阿部木の実さんの初期作 「えじこ」 です。(東北の農家が農作業の際に赤ちゃんをカゴに入れたものを模した木地玩具の一種) 現在、秋田県湯沢市にて、アーティスティックで魅力的な伝統こけしを製作されている阿部木の実さん。 今年の年始には、オリジナルの版画で手刷りされた素敵なお年賀をいただきました。

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