玩具/kokeshi&toys

2017年08月22日

津軽の旅再び(2)〜秋田県大館市こけし工人今晃さんを訪ねて

【速報_01】 続編公開を前にして、近未来SFノワール映画の名作をモチーフにした、新作 FUTURE NOIR 2019 T-SHIRTS(仮)を製作中です。
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JETLINKのインスタグラムでは、新作アイテムや最新情報などをいち早く掲載しています。この機会にぜひフォローください。 https://www.instagram.com/jetlinkmovie/

【速報_02】 8月23日(水)〜9月5日(火)まで、新宿伊勢丹本館5階にて、『伝統こけしの本』出版記念イベント「Isetan こけし展」が開催されます。
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また、8月27日(日)18:00より、著者の萩原健太郎氏×JETLINK渡辺純によるトークイベントの開催が決定しました。(※トークは無料でご観覧いただけます)会場では伊勢丹限定「EAMES/イームズこけし」など販売予定です。この機会にぜひご来場ください。
イベント詳細は、伊勢丹リビングFacebook からどうぞ

(前回の続き)津軽旅行二日目は、黒石市から車を走らせること約一時間...
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秋田県が誇る天然記念物、秋田犬(あきたいぬ)所縁の大館市に到着しました。
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「秋田犬会館」(秋田犬博物室)にて、ワンちゃんたちとふれ合った後は、大館市にお住まいの津軽系こけし工人今晃さんのお宅に二年ぶりの訪問です。
青森県黒石市温湯温泉(1)〜大館市こけし工人今晃さんを訪ねて
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直前の連絡にも関わらず、今旅の思い出にと、可愛いこけしを作り置いていただいてました。小松五平型こけし、今さんの散歩コースに生えていた野苺を胴模様に描いた本人型こけし、修行二年目の石川さんの珍しい本人型こけしも分けていただきました。

今回はお弟子さんの石川さんも交えて、今晃さんと縁の深い斎藤幸兵衛、秋田時代の小松五平、長谷川清一、樋渡治一のラグビーこけし(※描彩は今さんが木地挽きを師事した大類連治)、岩手県一関の宮本永吉、雑系と呼ばれた喜多方の小椋千代五郎&小椋甚九郎親子のこけしなど、昭和一桁の時代に製作された古品こけしを何本か持参しました。これらが当時どのような環境において、どのような意図で作られたのか、使用された木材、筆や染料の種類についての考察など、今さんのご意見をお伺いしているうちに、気がつけばホテルのチェックインぎりぎりの時間でした。

りんごの生産量が日本一を誇る青森県の弘前市では、
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郵便ポストや、道路のカーブミラー、マンホールの蓋など、「りんごのまち弘前」の名が示すとおり、街の至る場所でりんごのモチーフを発見しました。
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世界のりんご好きが集う聖地こと、「弘前りんご公園」にやって来ました。どこまでが公園の境界かわからないほど広大な敷地の背景には津軽富士こと、日本百名山に選定された岩木山の風景が広がります。
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今の時期は、ふじ、王林、夏緑など、様々な朝採れリンゴの品種を試食してみたり、
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写真のように津軽林檎ガールのコスプレをして、リンゴの収穫体験も楽しめます。りんご関連グッズの品揃えが多い売店では、沢山のお土産を購入しました。
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この一日で、今までの人生で見たリンゴの数以上のリンゴを見たような気がします。
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以上、弘前りんご公園でした。リンゴのファンタジーはもうちょっと続きます...

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二日目の宿は、弘前市の「南田温泉ホテルアップルランド」です。またリンゴ(笑)
最初にホテルの外観で驚かされるのは、高々とリンゴを手にした全高16mもの巨大観音像です。林檎農園で財を成した人物が建設したなど、まことしやかに噂される秘宝館的な情緒に溢れたホテルです。
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大量のリンゴが浮かんだ大浴場「苹果の湯」(※苹果は中国語で「りんご」という意味)と、「りんご露天風呂」もアップルランドの名物です。
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リンゴの甘酸っぱい香りに、ぬるぬるした熱過ぎないお湯が心地良い、無色透明の弱アルカリ泉質の温泉です。ここまで大量のリンゴに囲まれると「そもそも林檎って何だっけ?」と、日常生活では考える機会の無かった哲学的な想いに駆られたりもします。
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夕食は、林檎づくしのバイキング料理です。
ホタテのリンゴはさみ揚げに、林檎の冷製スープ、特製ローストビーフ&リンゴのコンフォート添え、林檎の玉子黄味和え、リンゴのフレンチトーストなど、料理のほとんどの食材にリンゴが使われており、ある意味リンゴが苦手な人を一切寄せ付けないリンゴ界の聖域と巨大観音像に見守られながら、弘前の夜は更けていくのでした...(続く)

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2017年08月04日

津軽の旅再び(1)〜青森県八甲田山の秘湯「酸ヶ湯温泉」編

六本木ヒルズTSUTAYA TOKYO ROPPONGI、大阪枚方T-SITEにて、
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NINE Tシャツ ver.SINGIN' IN THE RAIN(雨に唄えば版カラー)が最終入荷しました。また、人気のCALL THE UFO Tシャツも全サイズ揃いました。TSUTAYAのお買物でTポイントも貯まります。この機会にぜひお出掛けください。 http://jetlinkmovie.com/

シベリア鉄道乗り換え、東北を目指します...
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上野駅から新幹線に揺られること3時間〜新青森駅に到着。
はるばる本州最南端の夢の国へやってきました。二年ぶりの津軽旅行に心躍ります。
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黒石市「津軽こけし館」に入ると、日本一のジャンボこけしにお出迎えされました。
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津軽こけし館の名物ゆるキャラ「こけシケ子ちゃん」と、山田部長にご挨拶。ポケットこけしパークでいろいろと買い物をした後は...
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浅瀬石川ダムに隣接する、道の駅「虹の湖公園」へ向かいます。この公園で一際目を惹くのが、津軽こけし(盛秀こけし)型の巨大な滑り台です。真っ青な空と緑の山とのコントラストが美しく、長旅に疲れた気持ちが癒されました。
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二度目の来訪で既視感がありながらも、その存在感に再び圧倒されました。また、こちらの滑り台は危険な程のスピードが出て、過去に負傷者が何人か出たとか。
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黒石市の「民芸店おくせ」こと、こけし工人・奥瀬陽子さん宅に到着。今回は販売いただけるこけしが一本も無いとのことで、陽子さんご自身が思い出に保管されていた500番のナンバリングが入った貴重なこけしを頂いたり、初訪問にも関わらずとても親切にしていただきました。
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ここにも、津軽こけしを発見。
奥瀬陽子さん宅前にて、こけし柄のマンホール蓋です。
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橋の上にも盛秀こと、盛秀太郎こけしのモチーフを発見。
本州の最先端にある夢の国では、至る場所がこけしのモチーフで溢れています。

八甲田山の山道をしばらく登ると、そこには...
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一日目の宿は、八甲田山中にある名湯「酸ヶ湯温泉旅館」(すかゆ温泉)です。
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日本有数または最大の豪雪地帯で(二年前に訪れた山形県の肘折温泉と一位二位を争うレベル)、標高925メートルの高地にたたずむ山の宿は、まさに秘湯と呼ばれるにふさわしい温泉でした。>肘折温泉(2)肘折温泉街〜下駄の音響く朝市編
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東北情緒に溢れる館内の風景です。昭和29年に数ある全国温泉のモデルケースとして「国民保養温泉地第1号」の指定を受け、現在も長期の病気療養などで湯治客が訪れます。
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また青森では、駅構内、旅館、お土産屋など、あらゆる場所にねぷたのオブジェを見かけました。世界的に有名な版画家の棟方志功も酸ヶ湯温泉を愛して何度も訪れ、館内に多数の作品が展示されています。
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こちらが、酸ヶ湯温泉名物の「千人風呂」です。(HP写真より)総ヒバ造りの雰囲気ある巨大な建物には、「熱の湯」と「四分六分の湯」の大きな浴槽が二つあります。
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お湯は緑がかった乳白色で、硫黄の臭いが強く、泉質は強い酸性です。酸ヶ湯のネーミングそのまま酸っぱい味で、誤って目に入ると痛みます。
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館内には、有名なJRの「ヒバ千人風呂」ポスターが展示されてました。今年5月に訪れた秋田県の泥湯温泉と同様に男女混浴とのことで、女性は専用の浴衣を着用して入浴します。ドキドキしながら入ったら...お爺ちゃんしか居なかったというオチで。
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宿泊部屋にて、津軽ではパンもこけしです。
青森市のパン屋さん「リトルプリンセス」名物のこけしパン。
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そして、津軽旅行の一日目が終わり、八甲田山の夜は更けて行きます...
>津軽の旅再び(2)〜秋田県大館市こけし工人今晃さんを訪ねて編に続く

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2017年06月20日

70年代バイオレンス映画に愛を込めて...

【速報】70年代バイオレンス映画に愛を込めて...
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アレックスが着ていたあの白いシャツをモチーフに、ALEXANDER WORK SHIRTSが完成!6月23日(金)19:00より発売が決定しました。お見逃しなく。
ALEXANDER THE WORKING CLASS HERO SHIRTS/ワークシャツ詳細−NEW!

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Amazon|伝統こけしの本
こけし本の新刊『伝統こけしの本』が、2017年8月18日(金)に出版されます。著者は、今話題の『民藝の教科書』を執筆された萩原健太郎さん。
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「全11系統こけし工人紹介」の選考&監修や、「蒐集家の立場から観たこけし」についてのJETLINK渡辺純インタビュー記事など、「MINGEI JETLINK/ジェットリンクの民芸」でもお手伝いさせていただきました。
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全11系統のこけし工人紹介では、鳴子系の高橋正吾さん、遠刈田系の佐藤英太郎さんなど、各11系統を代表する名工でありながら、諸事情でメディアにほとんど登場する機会の無かった方々を中心にピックアップしました。
Webマガジン「コロカル」で『伝統こけしの本』が紹介されました。
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『伝統こけしの本』出版記念こけしフェア
8月23日(水)〜9月5日(火)まで、新宿伊勢丹本館5階ウェストパークにて、刊行記念イベントが開催されます。また、同会場にて、8月27日(日)18:00より、萩原健太郎(『伝統こけしの本』著者)×渡辺純(JETLINKデザイナー)による、スペシャルトークイベントの開催が決定しました。入場無料ですので、この機会にぜひご来場ください。
イベント詳細は、伊勢丹リビングFacebook からどうぞ。

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「量感のある6寸ものは夢となった」 〜鹿間時夫著『こけし鑑賞』より。
岩手県盛岡の南部系・松田徳太郎の初作とされるこけし。昭和16年作、17cm、米浪庄弌氏旧蔵品。いわゆるキナキナではない描彩が施された徳太郎こけしは、(1)鹿間時夫氏が桜井玩具店で入手した3寸(『こけし鑑賞』『こけし辞典』、現在は無為庵所蔵)、(2)鹿間氏が同店で買い逃した夢の6寸が当こけし、(3)同店で販売された尺もの(コレクターI氏所蔵)、その存在が確認されているものが僅か3本前後。かつての鹿間さんが夢見たこけしですが、現物を見たら案外こんなものか...となったかもしれません。夢は夢のままで。そして、蒐集家はいつ果てることなく夢を買い続けます。(単なる無駄遣いという意見もありますが)

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2017年06月08日

小安峡温泉、泥湯温泉、ババヘラアイス、秋田秘湯を巡る旅

5月の週末に、初めての秋田旅行に出掛けました。
秋田の秘湯と呼ばれる絶景スポット、小安温泉と泥湯温泉を巡る旅のはじまり。
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湯沢市にある皆瀬川渓谷の小安峡(小安峡温泉)にて。
絶壁の岩盤から、100度近い熱水が激しく噴出してる様子がこちら。
日本国内でもこんなに美しい絶景が楽しめます。
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小安温泉をこけし産地として一躍有名にしたのは、童画作家・武井武雄の『日本郷土玩具 東の部』(昭和5年刊)をして「日本一のこけし」と言わしめた、滝ノ原こけしの作者・伊藤儀一郎(1882〜1933)所縁の土地でもあります。
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新緑のミドリが美しい季節に訪れました。
秋田の秘湯と呼ばれる小安峡温泉も堪能してきました。日差しを受けた露天風呂のお湯は美しい程に無色透明、ほんのり硫黄の香りがする単純硫黄泉で、肌に優しいアルカリ性の泉質です。数ある東北の温泉でも好みのお湯でした。熱過ぎないところも良かったです。

小安温泉から車を走らすこと約20分...
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小椋久太郎の記念碑。
木地山高原に静かに佇む桁倉沼(けたくら沼)を通り過ぎると、木地山こけしの名工と呼ばれた小椋久太郎(1906〜1998)を称える巨大な記念碑が現れます。かつては未開の土地で、久太郎の父・小椋久四郎を訪ねた仙台のこけし蒐集家・天江富弥氏(1899〜1984)が帰途の際に遭難しかけたのは有名な話。
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小椋久太郎の住居跡。
こけし工房に母屋が繋がってます。現在では家人不在となりましたが、工房の窓を覗くと轆轤(ロクロ)や刃物などの工具もそのままの状態で、つい先日まで生活が営まれていたかのような佇まいでした。
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秋田の秘湯、泥湯温泉(どろゆ温泉)。
今旅の終着点でもあり、こけし蒐集家が憧れてやまない泥湯温泉に辿り着きました。泥水のような色をしたネーミングそのままの濁り湯で、浴槽の底に泥のような温泉成分が沈殿してました。遥かノスタルジア、在りし日の湯治場の面影に想いを馳せて...
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泥湯温泉名物「黒たまご」。
温泉水による化学反応で真っ黒に茹で上がった、泥湯温泉の名物「黒たまご」を味わいました。温泉場に併設された蕎麦屋さんの「十割そば」もとても美味しかったです。
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神出鬼没の路上アイス店「ババヘラ」。
国道を車で走っていると...道に置き去りにされた「ババ」(婆/おばさん)が「ヘラ」で、花型アイスを作って路上販売する「ババヘラ」を発見。イチゴ&バナナのさっぱりした味でジェラートに近い食感。秋田県だけでしか味わえない珍しいアイス屋さんです。
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秋田空港のなまはげ。
空の旅で秋田空港に降りると、巨大な”なまはげ”にお出迎えされました。男鹿半島に本物のなまはげがいるらしいので、次の機会があれば訪れてみたいです。

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湯沢グランドホテルにて。
小椋石蔵こけし(1883〜1962/小椋久四郎弟)の勉強会こと、「こけし談話会」が開催され、「東京こけし友の会」の皆さんと、秋田県の木地山系こけし工人が集いました。写真左から、沼倉孝彦さん、三春文雄さん、佐藤達雄さん、柴田良二さん。(阿部木の実さん、小野寺正徳さん、阿部市五郎さんも参加)

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旅の最後に...
今回の秋田旅行に同伴した小さいこけしと、連れて帰った大きなこけし。大きな雷様のこけしは、在りし日の川連村大館の木地師・柴田鉄蔵(1899〜1960)の表情を湛えてます。全て阿部木の実さん作。

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2017年01月15日

平成29年酉年に〜ヒッチコック映画『鳥』(1963年)バービー

今年の干支である、酉(とり)年にちなんで...
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アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『鳥』(1963年)をモチーフにしたバービーです。数年前にUstreamの番組『アレ☆アレ☆シネマトーク』に空耳アワーの安齋肇さんと一緒に出演した際に、お気に入りの映画グッズとして紹介させていただきました。
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主人公役のティッピ・ヘドレンが鳥の大群に襲われる...映画さながらのシュールな場面が忠実に再現されており、その緊迫した状況とは相反したバービーの笑顔が逆に恐怖感を際立ててます。さすがに子供の玩具なので額から血は出てませんが、髪形の一部がほつれている部分など作品における独特な雰囲気を巧妙に演出しています。
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サスペンス映画の枠に収まらない不条理なストーリーを展開する『鳥』は、ヒッチコックの代表作でありながら、ヒッチコックらしくない作品とも評価されています。『めまい』(1958年)、『サイコ』(1960年)も同様にヒッチコック監督の代表作でありながら異色ともいえる作品です。
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以上、数少ないヒッチコック関連グッズの中でも特に気に入ってる玩具でした。

そして、JETLINKより、ヒッチコック映画を愛する皆様へお届けするアイテムは、
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映画『ヒッチコック/トリュフォー』スウェットシャツ&Tシャツです。特徴的なアイコンであるヒッチコック監督の顔をモチーフにしたオリジナル高精密ワッペンが付きます。
HITCHCOCK/TRUFFAUT SWEAT SHIRTS/スウェットシャツ詳細−NEW!
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前面にはヒッチコックフォント(字体)でロゴプリントが入りますが、スウェットシャツとTシャツでロゴが変えてあることに気付かれましたでしょうか。背面は日本デザインならではの日本語版ヒッチコックフォントのカタカナロゴが入ります。
HITCHCOCK/TRUFFAUT T-SHIRTS/Tシャツ詳細−NEW!
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JETLINKオリジナル『ヒッチコック/トリュフォー』スウェットシャツ&Tシャツ共に、冬季いっぱいで販売終了となる期間限定品です。今後の再販は一切ありませんので、お買い逃しの無いようにお願いします。皆様の心に残る映画コレクションのひとつに加えていただけたら幸いです。

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リチャード・リンクレイター監督(『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』)、ウェス・アンダーソン監督(『グランド・ブダペスト・ホテル』)など、現在の映画監督10人がヒッチコック作品を語る。話題のドキュメンタリー映画『ヒッチコック/トリュフォー』は、今年も全国順次公開中です。新宿シネマカリテにて、JETLINKオリジナルスウェットシャツ&Tシャツを展示&販売中。ぜひ作品と合わせてお楽しみください。

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2016年10月19日

宮城県鳴子温泉郷「第62回全国こけし祭り」旅行記

先月、宮城県の鳴子温泉「第62回全国こけし祭り」にて。
こけしの国へようこそ!...鳴子の温泉街では、こけし型の電話ボックス、郵便ポスト、マンホールの蓋など、あらゆる場所でこけしのモチーフを目にします。「美しいものから眼を離してはいけない」 深沢要
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今旅の友は、映画『時計じかけのオレンジ』主人公アレックスの”奇妙なガウン”をモチーフにデザインされたトートバッグALEXANDER COLLEGE TOTE BAG。こだわりの素材には、国内最高峰と称される「富士金梅」の帆布生地を二枚重ねで仕立てました。ちょっと近くに出かける時も、遠方まで旅行の際にも、沢山の荷物が入る収納力&使い勝手の良さで重宝してます&デニムの格好に良く映えます。
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鳴子名物の栗団子。
年に一度のお祭りとはいえ、余裕を見てるとすぐに売り切れになります。
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こけし通りの「桜井こけし店」。
今回、同行した村野さんが、鳴子で不足していたこけし用の染料(青竹、スカーレットほか)を大量に調達して、桜井昭寛さん、高橋正吾さん、高橋武俊さんなど、鳴子の各こけし工人に配布。青竹特有の透明感あるグリーンは発色が美しく、次世代まで使っても余るほど充分な量とのことで、皆さん喜ばれてました。
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玩具店の老舗「高亀」にて。
柳宗理がデザインした木地玩具。石膏製のアーキタイプ(原型)が展示されてます。
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「なるこりんの野菜ジェラート」。
岩出山のトウモロコシ(おすすめ)、インゲン&ピスタチオ(おすすめ)、鳴子ルバーブミルク、中山平のブルーベリーミルクなどなど、鳴子の温泉水を使用した日本初の野菜ジェラート専門店です。しっかりした野菜の味が楽しめます。
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「高亀」出身のこけし工人 高橋正吾さん宅にて。
今年も父の同級生で、高亀親戚の藤田夫妻と同行。数日前に正吾さんに製作依頼した、昭和1桁代の佐藤乗太郎こけし(村野さん所有)の写しが完成してました。原の乗太郎こけしは、やや下膨れ気味の頭部に、肩から胴にかけての美しいラインが特徴。乗太郎本人の自挽きによる木地形態、描彩の特徴を見事に捉えた完成度の高い復元作が仕上がりました。
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皆が帰った後に、今年で86歳の正吾さんとビールで乾杯。ついつい長居したため、宿泊先「鳴子ホテル」の夕食ビュッフェに遅刻しました。
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そして、鳴子祭りの夜が更ける頃には...何処からともなく、ぞろぞろと「奇妙なハリボテこけし」が多数集まって、奇祭!?ハリボテこけしのパレードが始まります。詳細は、宮城県鳴子温泉郷「第61回全国こけし祭り」旅行記からどうぞ。
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仙台のカメイ美術館にて、箕輪新一氏の展示「白塗りと対の系譜」より。
日本画家の下村作次郎、鶴岡の岡村豊太郎、山形の小林一家、青根の菊池孝太郎など、顔が真っ白に塗られた献上こけしの試作品など、文献上ほぼ記録が無い珍しい創作こけしをメインに鑑賞度を高める目的から「対」で展示される。背景には、佐藤松之進、佐藤直助のこけしや、小椋久四郎の轆轤(ロクロ)が配され、これらの名品こけしは、あくまでも屏風のような役割で脇役とのこと。「もしこれらの、物言わぬこけしと対話していただけたら時の流れと共に評価の変転するこけしが現れるかもしれない」 箕輪氏の解説より
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...帰宅後。秋田県の新人こけし工人 佐藤こずえさんから、幼少時代のワタナベ型こけしが届きました。先日の片岡愛之助さん&藤原紀香さんの結婚式で配られた美しいバラの花束と一緒に〜全ての皆さんに幸せのお裾分けを。

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幼少の頃に憧れた異形のヒーローたちは、心に闇を抱え、自身の出生に悩み葛藤しながら、時には人々に疎まれ、それでも生きている。そして、自分自身との戦いは終生続く...先日、市川の秘密基地ことJETLINK Show Roomにて、石森プロ担当者の方と打ち合わせでした。そして...
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【速報】 2016年11月25日(金)より公開される神山健治 総監督の最新映像『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』の公開記念として、石ノ森章太郎先生の漫画『サイボーグ009』×JETLINKのコラボレーションが決定しました。詳細は近日中に発表します。お楽しみにどうぞ。

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2016年07月22日

JETLINK Koke-Show Room〜「大阪こけし教室」中根会長ご来訪

関西から「大阪こけし教室」中根会長のご来訪と、NHKの取材が入るとのことで...
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急遽、期間限定にてJETLINK Koke-Show Room(ジェットリンク・コケショールーム)がオープンしました。最近仲間入りした白猫のアレックスくんと。
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TVの編集では大幅なカットが予測されますので、展示こけしの一部を紹介します。昭和一桁代の古品こけしと、現役工人の初作こけしなどを中心に展示してみました。佐藤英太郎(19歳作、20歳作)、小椋嘉三郎、佐藤丑蔵のこけしなど。
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昭和9年に弘前のコレクター木村弦三氏氏によって頒布された斎藤幸兵衛のこけしと、現役こけし工人今晃さんの斎藤幸兵衛型こけし。
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岩手県一ノ関の宮本永吉こけし。左・人間国宝の鈴木鼓堂氏旧蔵品(『愛玩鼓楽』掲載品)。右・橘文策氏が宮本永吉を初訪問した際に入手したこけし(『こけしと作者』掲載品)。
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上段は、大沼健三郎、大沼岩蔵、伊藤松三郎(久松保夫氏旧蔵『こけしの世界』掲載品)、小松五平、長谷川清一、木村吉太郎(しばたはじめ氏旧蔵)、佐藤勘内のこけし。下段には、雑系と呼ばれた、小椋甚九郎(鈴木鼓堂氏旧蔵『愛玩鼓楽』掲載品)、小椋千代五郎、白畑重治のえじことこけし、こけし関連書籍など。
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大阪こけし教室」会長の中根巌さん。全国でも屈指のこけしコレクターで、普段は衣料関連や繊維業のお仕事を営まれてます。今回は洋服や生地の打ち合わせの予定でしたが、9割はこけしの話になってしまいました。昭和31年に発足した「大阪こけし教室」。初期のメンバーは、米浪庄弌氏、寺方徹氏、阿部四郎氏、綾秀郎氏、雲井聖山氏、森田丈三氏、中屋惣舜氏。(森田丈三著『こけし悠々』より) 関西では、橘文策氏を始めとするこけし界の指導的な役割を担った蒐集家が多かったこと、戦火によるコレクションの焼失が少なかったことなどから、今現在も名品と呼ばれるこけしが数多く残っています。

昨年9月に放送された、TV番組『月曜から夜ふかし』(マツコ・デラックスさん、関ジャニ∞村上さん主演)「第三次ブーム特集」の出演に引き続いて、
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世界150の国と地域で放送されるNHK WORLD TV 『Japanology Plus』(ジャパノロジープラス)の取材が入りました。ブロードキャスターのピーター・バラカン氏をナビゲーターに、日本の文化(今回は伝統こけし)を外国人および日本に訪れる外国人旅行者に紹介する番組です。よかったらチェックください。
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NHK WORLD: 2016年7月28日(木)13:30、17:30 PC:NHK WORLD TV Live
NHK BS1: 2016年8月2日(火)午前3時

震災後に始めた趣味の玩具店「MINGEI JETLINK/ジェットリンクの民芸」が五周年を迎えました。皆様に感謝!そして、2016年盛夏の候にお送りする新作玩具は...
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山形県の肘折温泉地方で古くから伝統として受け継がれてきた木地玩具を紹介します。昭和40年代に肘折温泉商店街の老舗商店を解体した際に発見された木製玩具の一つが、昭和7年に新天地を目指してブラジル移民した木地師 佐藤三治(明治30年生〜没年不明)製作とされる伝・三治の達磨(だるま)型の木地玩具でした。この度、数少ない山形県の肘折系こけし工人 鈴木征一さんの手により「幻のブラジル三治だるま」が現代に蘇りました。日本が誇る職人技と懐かしさの中にも新しさを感じさせるジェットリンクの郷土玩具をお楽しみください。 鈴木征一作/佐藤三治型だるま木地玩具−NEW!7月29日(金)20:00より頒布開始!

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2016年07月20日

キューブリックと「月面着陸の日」と、千葉のジャガーさん

本日、7月20日は「月面着陸の日」です。アポロ月面着陸の映像に、映画『2001年宇宙の旅』(1968年)を監督したスタンリー・キューブリックが関与したとかしないとか、NASAによる陰謀論がまことしやかに噂されてましたが...最近になって娘さんがきっぱり否定してました。そのNEWSがきっかけで逆に注目されたりしてますが。
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そして、長らくお待たせいたしました。新作THE COLD SHOOTING T-SHIRTS chapter1。今月末の7月26日(さて何の日でしょう?)にリリースが決定しました。お見逃しのないようにどうぞ。 THE COLD SHOOTING T-SHIRTS chapter1/Tシャツ詳細−NEW!

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近所のデパートにて、ジャガーさんのトークショーを観てきました。「えーとですね...ジャガーは食べ物を食べます。玄米と野菜が中心で肉はたまに食べます」、「...ジャガーは寝ません。夜11時頃に目を閉じますが、眠ることはありません」、「...ジャガーは海に入ります。1万キロメートル以上も深く潜るので皆様には見えません」
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「ジャガーは物質です。鋸山に聳える石像のようなものと考えていただければよろしいです」...ジャガーさん独自の淡々とした口調で、始終このような調子の不思議なトークが約一時間半も続きました。

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トークライブ終了後、近くのお店で「鳥獣戯画」のガチャガチャを発見。目当てのニャンコ大臣(右)が出るまで回してみました。海洋堂からもリリースされるとか。
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破調の美。70年代のタカラ製玩具「変身サイボーグ」が再ブームです。男の子用着せ替え玩具「変身セット」最終シリーズとなる第4期のゲッターロボ。全身着ぐるみではなく、素体の透明部分を覗かせる意匠が秀逸です。幼少の頃から透明のスケルトン仕様とか、暗い場所で妖しく光る蓄光モノの玩具に強く惹かれます。

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2016年05月24日

2016.05.The University DINING〜新緑の季節に

ハリコン終了後のバタバタも落ち着き、やっと一息つきました。
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JETLINKよりすぐ近く、千葉商科大学の学食こと「The University DINING」(ユニバーシティダイニング)にて、久々のランチ。
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本日のランチ600円。学食のプロデュースは、世界一の朝食と評されるレストラン「Biils」(ビルズ)を手掛ける株式会社トランジットジェネラルオフィスが担当。佐藤英太郎19歳作こけしは渡辺私物。 #theuniversitydining

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ランチとは別に夜までOPENしているコーヒー&ベーカリースタンドでは、「自由が丘ベイクショップ」がパンやサンドイッチなどのベーカリーメニューを監修。
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数あるパンのメニューから、一番お気に入りのシナモンデニッシュをお土産に購入...帰宅後、猫のゴマちゃんにデニッシュを齧られる小事件が発生。

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こちらの学食は学生以外の一般の方にも開放されてますので、JETLINK Show Roomにご来店の際は、ぜひお立ち寄りください。

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そして、大学(カレッジ)繋がりで...国内で最高峰とも称される帆布生地、川島商事株式会社の「富士金梅」を使用した、新作ALEXANDER COLLEGE トートバッグが完成!&今週中のリリースが決定しました!A.表地は富豪作家アレクサンダー氏のガウン模様、B.裏地は主人公アレックスの真っ白生地。「二人のアレックスは、表裏一体」=表地・裏地を二枚重ねにした豪華な仕様で仕上げました。お見逃しの無いようにどうぞ。 http://www.jetl.com/

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2016年01月03日

地震沈静の祈り〜未来後の世界2016年の挨拶に代えて。

今から5年前。私こと渡辺が神経の病気で緊急搬送されたのが2010年暮れのことでした。退院後も思いのほか症状が深刻だったため、家族も自分自身も今後の仕事復帰は難しいのでは...と半ば諦めかけましたが、その後一年かかって仕事に復帰しました。現在も通院は続いてます。

そして、病院を退院してから2ヵ月後...
2011年3月11日に、日本を震撼させる大きな地震が起こりました。
人生を変えてしまう程の病気と震災をほぼ同時期に体験しました。
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写真は、秋田県在住のこけし作者、今晃さんが3.11以降に地震沈静の願いを込めて製作した木製玩具です。干支の兎を抱えた金太郎が、地震の象徴=ナマズを鎮めている様子を描いてます。今さん自身も重い病気と闘いながら現在も玩具の製作を続けられています。
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少年の頃に観た映画が描いた”未来の世界”〜2015年が終わりました。
JETLINKでは良い事もそうでない事もあった一年でした。(渡辺は厄年でした)
皆さんにとってはどんな一年でしたでしょうか?
あの頃に思い描いた”輝ける未来”と現実は違いましたか?
違ってもそれでいいのです。未来は白紙だからこそ面白いのです。
昨年JETLINKでは、間に合わなかった新作や、やり残したことが沢山ありました。
今年はそれらを実現したいと思ってます。皆さんをビックリさせるような新作を準備してます。
新たなる2016年は、誰もが健康で地震の無い一年でありますように。
本年もJETLINKを宜しくお願いいたします。

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年末に実家の母より、クール宅急便で仕事場に正月料理が届きました。
里芋、人参、車麩、銀杏、糸蒟蒻、いくら、貝柱、百合根などが入った煮込みで、新潟の実家では「おおびら」、「のっぺ」などと呼ばれてます。皆さんの故郷のお正月料理はどんなものですか?

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2015年10月29日

宮城県鳴子温泉郷「第61回全国こけし祭り」旅行記

「もしもーし、千葉のワタナベと申します...いや、そっちの渡辺コウさんでもキンさんでもなくて、いつも兄妹で来てるあれですヨ〜(汗) 改めて今年もお世話になります。今旅でかれこれ四回目ですよー...いやいや、それを言うなら三度目ですって!長生きしてる割にはたまに変なコト言いますねぇ、アナタは(苦笑)
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...え?今回は何本買いましたかって?...うーん、何ていったらイイのか上手に説明できませんが、もはやあなた方を所有したいという気持ちよりも、今年も何事もなくこの場所に来れて皆さんにお会いできたことが何よりも嬉しいのですヨ。それから、鳴子ホテルのバイキングに温泉も(笑)それでは、もうちょっと街並みを観て周りますので、今晩のパレードも楽しみにしてますネ。深沢様にもヨロシクお伝えください...いえいえ!何をおっしゃるやら(苦笑)...ではでは〜」

今年9月に ”こけしの国” へ四度目の旅に出ました。
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「こけしの国へようこそ!」 (※合唱)
...こけしの妖精たちのささやきにじっと耳を傾けながら、鳴子の温泉街に一歩踏み入れば、ぷ〜んとする硫黄の香りで歓迎されます。
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こけし通りに並ぶ桜井明寛さんのお店。
店先に屹立する巨大なこけしは、大沼甚四郎の意匠をモチーフにしたもの。温泉街の至る場所で、こけしのモニュメントを目にすることができました。
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鳴子温泉名物の栗だんご。
つるんとしたお餅の中に栗が丸ごと1個入ってます。お祭の日でも、午後を過ぎると売り切れることがある人気のメニュー。故郷の新潟では、みたらしだんごは、醤油だんごと呼ばれます。
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鳴子郵便局と、高橋盛型こけしの郵便ポスト。
通常土日はお休みのところ、今回は臨時でOPENしてましたので、記念葉書に「こけしの風景印」を押してもらいました。
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鳴子駅前DX劇場の跡。
今年も取り壊されることなく残ってました。とあるこけし工人が学生時代に勇気を出して入店したところ、店内の巨大水槽に同級生で親友のお母さんが全裸で泳いでいたというトラウマ的な伝説があるとかないとか。
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こけし工人の大沼秀雄さん宅で、お昼をご馳走になりました。
ぴー爺さん(曽祖父の父をそう呼ぶそうです)大沼岩太郎氏のお話や、同級生で親友の高橋正吾さん、3つ年上だった桜井昭二さんと三人で大酒を飲まれたエピソードなど、在りし日の鳴子時代の貴重なお話を聞かせていただきました。
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老舗のこけし屋さん「高亀」にて。
谷内六郎氏が描彩したこけしと直筆の手紙。今回も新潟の父の友人で、高亀の親戚にあたる藤田さん夫妻と高橋正吾さんの御宅を訪ねました。2週間前に製作をお願いしていた「佐藤乗太郎型こけし」10本が既に完成してました。早い!
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早速ですが、「MINGEI JETLINK/ジェットリンクの民芸」にて、今週末より頒布させていただきます。お見逃しの無いようにどうぞ。 高橋正吾作/佐藤乗太郎型こけし−NEW!2015年10月30日(金)20:00より頒布開始!

その一方、お祭りの会場では、
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今回も早坂利成さんが足踏みロクロでこけしの製作実演をされてました。
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...経て、完成品がこちら。
こちらも古鳴子こけし(高橋五郎氏所蔵品)の写しです。足踏みロクロ独特の遅い回転で磨かれたザラザラした木肌が美しいです。署名は、「足踏みロクロ 早坂利成 第61回全国こけし祭り」と入ります。
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旅の記念に、ここだけの一本を作っていただきました。
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こけしの妖精あらわる!?
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会場内にて、カゴに入ったかわいい子(略してカゴ娘。)を発見。
後で気付きましたが、えじこのコスプレですね。

そして、鳴子温泉の夜が更ける頃には...
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...ぞろぞろぞろ。
魑魅魍魎か、はたまた百鬼夜行か、ハリボテこけし軍団がお祭り広場に現れます。コケカキィキィ。
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パレードが始まるよ♪ 盛さん、もう少し横に動いてもらえますか?ゲストの久四郎さんはもうちょっと前に出てください。ちょっとちょっと!盛秀さんカメラに入ってませんよー...写真がぶれるくらいの激しい動きでハリボテこけしが街道を練り歩きます。こけしに興味の無い観光客からは、”奇祭”と呼ばれることもあるとか。
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夕食は、鳴子ホテル名物の豪華なバイキング。
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同じく、鳴子ホテル名物こけし柄の浴衣です。
現世が夢ならば、昼も夜もこけしの夢を...おやすみなさい。

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2015年10月27日

青森県黒石市温湯温泉(2)〜こけし工人嶋津誠一さん工房「嶋津木工品製作所」を訪ねて

(前回の続き)今年7月に三連休を利用して、青森県を旅してきました。
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初めての土地に訪れた際は、まず近くのスーパーマーケットに立ち寄ってみます。時に変わったモノを発見したりしますので。地元の人からしたらフツーのパンなんでしょうけど。
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大館のこけし工人今晃さんを訪ねた前回の記事と合わせてお楽しみください。
青森県黒石市温湯温泉(1)〜大館市こけし工人今晃さんを訪ねて
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二日目に宿泊した宿は、アップルランド。
林檎農園で財を成した人物が建設したとか、まことしやかに噂される秘宝館的な情緒満載のホテル。リンゴを持った巨大な仏像とか、リンゴが大量に浮かんだ温泉などが名物。一日目の風情ある飯塚旅館とは打って変わり、ちょっと変な宿でしたが、ご飯もお風呂も良かったです。
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田んぼアートで有名な田舎館村に到着。
12月公開の映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』とタイアップした作品が公開されてました。お馴染みのC-3PO&R2-D2に加えて、新キャラクターBB-8の姿も。
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七色七種の稲穂が風にそよぐ様はノスタルジックでいて儚くも美しく、写真ではその大きさや迫力を伝えることができないのが残念です。

中継地となる「津軽こけし館」からレンタカーを走らせること30分程...
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今旅の目的地のひとつ、大鰐温泉の「嶋津木工品製作所」に到着しました。
嶋津家は藩政時代からの古い木地師の家柄で、大正〜昭和初期時代の嶋津彦作、嶋津彦三郎、現在の嶋津誠一さんと続く木工所です。在りし日の嶋津木工所では、長谷川辰雄、佐々木金次郎、山谷権三郎などの職人が日用雑貨や玩具を製作していました。
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津軽地方独特の独楽(こま)「ずぐり」の製作風景です。
コマを回す縄も嶋津誠一さんご自身が縒って製作されています。
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「温湯式」と呼ばれる胡坐をかいてロクロを回す津軽古式の製作法。
現在では、嶋津誠一さんと盛美津雄さんのお二人だけになりました。
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こけしの絵付け風景。黄胴にピストルの撃たれ跡こと、一輪の花柄を入れていただきました。
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嶋津さん訪問から数日後、嶋津木工所が火災で全焼されたとの知らせを受けました...8月4日に嶋津誠一さんの工房から出火、近隣10件が延焼、嶋津木工所や製麺所を含む4件が全焼、嶋津さん本人も右手に軽症のやけどを負って入院。その後、無事に退院されて命に別状はないとのこと。全国ニュースでも報道されたことから被害の甚大さが伺えます。
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その報道から数日後、火災の前日にあたる8月3日の消印で嶋津誠一さんから小包が届きました。荷物の中身は、「MINGEI JETLINK/ジェットリンクの民芸」の新作として頒布予定だった「嶋津彦三郎型こけしの試作品(※1)」を始めとするこけし達でした。嶋津さんにこけし製作をお願いした際に、「懐かしいなー、懐かしいなー」と嬉しそうにされていたお顔が、ほんの数日前のことでしたが懐かしく思い出されます。そこで、JETLINKとして考えたことは...
(※1) 『こけし辞典』共著者で『木の花』同人の箕輪新一氏、橋本正明氏が昭和40年代後半に復元させた大正期の嶋津彦三郎型こけしを約40年の歳月を経て再び製作いただいたものです。 大寸の頭部と胴体が継いであった不思議な木地形態まで当時と同じに復元いただきました。

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津軽系こけし工人の阿保六知秀、正文さん親子の「阿保こけしや」です。
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いつの間にか2児のパパになっていた阿保正文さんと。事前に用意させていただいた資料を前に、今旅の目的のひとつでもある秘密の作戦中...
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在りし日の津軽木地師、盛秀太郎、佐藤伊太郎と並び、津軽系こけし開拓者の一人として数えられる、斎藤幸兵衛のこけしを現在に甦らせます。第一弾は既に完成しており、今回は第二弾となる幸兵衛型こけしの打ち合わせ風景です。

2015年の爽秋にお届けする「MINGEI JETLINK/ジェットリンクの民芸」新作は、
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青森県の温湯(ぬるゆ)温泉地方で古くから伝統として受け継がれてきた津軽こけしを紹介します。 昭和7、8、9年にかけて僅か三年間だけ製作された斎藤幸兵衛のこけしを現役津軽こけし工人の阿保正文さんに製作いただきました。
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今回はJETLINK特注仕様として、胴模様のダルマ絵が横向きに描かれます。幻のこけしコレクションと呼ばれるこけし研究家で蒐集家の木村弦三氏旧蔵品の中に一本だけ現存する「ダルマ絵が横向きの幸兵衛こけし」を参考に、かつて「長おぼこ」と呼ばれた古津軽時代の温湯こけしに想いを馳せて一本一本を手仕事によって製作いただきました。懐かしさの中にも新しさを感じさせるジェットリンクの郷土玩具をお楽しみください。 阿保正文/斎藤幸兵衛こけし壱型ver.達磨横向き二本組−NEW!2015年10月30日(金)20:00より頒布!

【お知らせ】 先日火災に遭われた津軽系こけし工人嶋津誠一さんの一日も早い復帰をお祈り申し上げると同時に、ささやかですが今作の売り上げを嶋津さんのご支援として使わせていただきます。皆様からのご注文をお待ちしております。

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2015年08月15日

脳髄地獄の物語『ドグラ・マグラ』、松下一郎版『悪魔くん』、高幡不動「茶房たんたん」

「常識以上の常識、科学以上の科学、時空を超えて彷徨する夢中飛行の不安と恐怖を描いた脳髄地獄の物語」 夢野久作著『ドグラ・マグラ』文庫版の解説文より
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JETLINK最寄のJR市川駅南口にあった古書店「草古堂」。ここで好みの古本を何冊か購入後、近くの喫茶店「麻生珈琲」でお茶をするのが学生時代からの黄金コースでした。現在も尊敬してやまないプライドの怪人こと百瀬博教さんも懇意にされていたお店です。そんな草古堂も時代の波に呑まれて数年前に閉店。百瀬さんも他界されて一時代の終わりを感じさせられました。ここで最後に購入した一冊が、探偵小説の枠を無視した空前絶後の奇想小説こと、夢野久作著『ドグラ・マグラ』文庫版の初版本でした。
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第三次オカルトブーム?世間の妖怪熱に影響された訳ではありませんが、数年ぶりに松下一郎版の(山田真吾ではない)『悪魔くん』が読みたくなり、amazonにてほぼ新品の復刻本を購入。幻の奇書と称されるに相応しい貸本時代のオリジナル版『悪魔くん』水木しげる著(1963年)は未完で打ち切り。その続編『悪魔くん 世紀末大戦』(1997年)でも十二使徒が揃うことなく連載終了している状況から、TVアニメ化も実現した一見メジャーな作品でも商業ぺースでの継続が困難だった当時の情勢が伺えます。そして現在、このようにしてネット通販の利便性を享受している反面で十年来行き付けの古書店が閉店していく現状に、天才的頭脳を持つ精神的異端児が主人公の物語を読み返しながら漠然とした恐怖感を感じています。数年前から私用の携帯電話を持たなくなった理由もそんな現代社会へのささやかな反抗だったりします。戦後70年の終戦記念日を迎えた本日から半世紀以上前に人類の理想郷といわれる「千年王国」の復興を目指して、「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり」と魔方陣の前で悪魔を召喚する呪文を唱えた悪魔くんですが、人間の生活においてある程度の不便さや煩わしさは必要なのかもしれません。

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都内近郊にひっそりと佇む、隠れ家的な喫茶店「茶房たんたん」にて。
こちらの店舗も珈琲とこけし好きに惜しまれつつ先月で閉店となりました。前日に注文していた昭和一桁時代に製作された木村吉太郎のこけし(昭和6年頃作、しばたはじめ氏旧蔵品)を座右に、最後の一杯となったカフェオレを味わいました。14年間お疲れさまでした。茶房たんたんでは、こけし関連の貴重な稀覯本や初版本も揃っており、写真の後に見えるのは、鹿間時夫著『こけし襍記』(昭和18年初版)、東京こけし友の会『こけしの郷愁』(昭和28年初版)、上記の2冊は残念ながら売約済みでしたので...
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こけし関連の貴重な初版本、橘文策著『木形子談叢』(昭和10年初版)、同著『こけしと作者』(昭和14年初版)、鹿間時夫著『こけし・人・風土』(昭和29年初版)、以上の3冊を購入。それぞれ復刻版を所有してますが、執筆当時の空気が感じられる初版本もコレクション用に一冊は持っておきたいところです。そして最後に購入した一本は、昭和12年に製作された伊藤松三郎のこけし(久松保夫氏旧蔵品、同氏コレクション図譜『こけしの世界』掲載品)でした。久松保夫氏は、海外ドラマ『宇宙大作戦』(1966年)ミスター・スポック役の吹き替えなどの声優・俳優業で活躍された傍らで熱心なこけし研究家・蒐集家でもありました。
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最後に、茶房たんたんマスター姫野さんから記念品とのことで店内に展示されていた、こけし切り絵作品の看板を頂きました。版画家の本橋氏による、(左)米浪庄弌氏旧蔵・阿部治助こけし、(右)鹿間時夫氏旧蔵・同こけしの切り絵作品です。これら私物のこけし関連コレクションは、後日放送のマツコ・デラックスさんと関ジャニ∞村上さんの番組で紹介される予定です。放送の都合でカットされるかもしれませんが、よかったらチェックください。

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2015年07月28日

青森県黒石市温湯温泉(1)〜大館市こけし工人今晃さんを訪ねて

7月の三連休を利用して、青森に秋田と東北を旅してきました。
上野駅から新幹線に揺られること3時間20分ほどで新青森駅に到着。
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JR新青森駅の美しき外観。
朝晩は肌寒く、関東に比べたらまだまだ快適な気候です。
みちのくの風景、人々の方言など、人生初の津軽来訪に目や耳に入る現象全てが新鮮に感じました。
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駅構内では津軽名物ミニねぷたのお出迎え。
ミニねぷたで騒いでますが、この後「ねぶたミュージアム」で圧巻の体験をすることに。
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小雨がちらつく中、レンタカーを走らせること約1時間で黒石市に入りました。
青森県のほぼ中央に位置し、八甲田山麓に清らかな水源をいただく里山、黒石市。
黒石温泉郷は、温湯(ぬるゆ)、落合、板留、青荷、大川原と個性ある名湯が集合した温泉郷です。
山々に囲まれた土地は空気が澄んでいて深呼吸をするとほのかに草の香りがしました。
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黒石市の観光名所「津軽こけし館」に到着。
外観は国指定重要文化財となっている江戸時代の商家と「こみせ」をイメージした建築です。
イベント初日のため県内外からの観光客で館内は賑わってました。
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津軽こけし館の敷地内にある津軽伝承工芸館のレストランで昼食。
太平麺と甘辛いソースが特徴の黒石名物「つゆ焼きそば」を注文してみました。

二階こけし資料館では、盛秀太郎、佐藤伊太郎、斎藤幸兵衛など古津軽こけしを鑑賞。
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津軽地方のこけしは、昭和初頭にようやくその曙光を迎えた。温湯では盛秀太郎、大鰐では島津木工所に属する工人達が、グルーミーではあるが、反面極めてバイタリティーに富んだ人形たちを盛んに作った。当時の津軽地方は、極めて封建的、閉鎖的な気風の中に、奇妙な開放的な一面があって、これらのこけしは、そうした風土性を強く現していたと言えよう。(『木の花』10号 連載覚書 斎藤幸兵衛こけしより)
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グルーミーでいてバイタリティーに富み、閉鎖的いて奇妙に開放的、盛秀や幸兵衛の長おぼこも製作された当時は新型あるいは創作こけしだったため伝統論とは別の観点で考えれば、そのアンビバレンツな(相反する)性質の中に古津軽としての魅力が隠されているのかもしれません。

津軽こけし館の手前にある落合大橋にて、盛秀こけしのモチーフを発見。
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橋下には南八甲田の櫛ヶ峰を源流とする浅瀬石川が流れます。
津軽木地業の二大源流、温湯温泉の木地師で津軽こけし先駆者の盛秀太郎氏が去った現在もそのこけしの意匠は観光地のあらゆる場所に残ってました。
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青森県内最大規模を誇る「虹の湖」に隣接する「虹の湖公園」。
こちらでも盛秀こけし型の特大すべり台を発見しました。
津軽の水瓶と呼ばれる浅瀬川ダムを望む神秘的な霧に包まれた景色は神々しくも絶景。
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土地の広さも相まって津軽では全てのスケールが大きく感じました。
そして、盛秀こけしの意匠といえばこんな処にも...
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盛秀三代目盛美津雄さんが手掛けた黒石市内にある食堂のメニュー看板は、
KOKESHIEN!の葛城さんから紹介いただきました。
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時代(物価)は変われど盛秀こけしの意匠は普遍です。
黒石温泉郷を一通り観光した後は、秋田県の大館市に向かいます。

前略Kさんこと、今晃さんの工房兼ご自宅を訪問しました。
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【木地】 素材の選定法、刃物の選定・製作法、木地挽きの時間帯・場所
【描法】 筆の持ち位置、草書体の描法、顔描の描き順、本当に左手を使うのか?描彩の時間帯・場所
【道具】 筆の種類、染料・顔料の種類、入手方法、調整・使用方法など
【二人挽き轆轤】 自作ロクロの製作法、木地挽き方法、新技法のロクロ返しについて
【鳴子時代】 修行中のエピソードなど
【大湯時代】 奈良靖規、三人目の師大類連治について、治一型ラグビーこけしを作らない理由
【頒布歴】 おおき、つどい、木ぼこ、今晃ファン倶楽部など、過去〜現在の頒布について
・昭和53年頃より製作開始した本人型、ロウ掛けを止めた理由について
・昭和53年刊行『木の花』16号(戦後の佳作 北村勝史)で紹介された時の反応
・過去〜現在の自身の作風の変化について
・津軽系こけしについて(盛秀太郎、斎藤幸兵衛、佐藤伊太郎、戦後の津軽系こけし工人)
・今晃さんご自身の好きなこけし、戦前のこけし、現在のこけしについて思うこと
・雑誌など各種メディアや訪問者のブログなどで描かれる今晃像について
・好きな映画について(鳴子修行時代に観た黒澤明監督の映画など)
以上、今まで疑問に思っていたことを今さんご本人から直接お伺いすることができました。
夕食にお誘いしていただくも、こちらの宿の都合上、次回の来訪を約束して再び黒石まで戻りました。

一日目の旅の宿は、黒石温泉郷の温湯温泉にひっそりと佇む飯塚旅館です。
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鄙びた趣の情緒あふれる外観は大正時代の建造物とのこと。
加温・加水を一切していない100%天然温泉は、鳴子や土湯とは違った独特な匂いがして、ぬるぬる感のある肌に優しいアルカリ性の泉質でした。
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幾度も補修が繰り返された古い時代の手摺を敢えて残した階上風景。
このフォルムからして大鰐の村井福太郎あたりの仕事かな、、
在りし日の古津軽に想いを巡らすうちに温湯温泉の夜は更けていきます...(続く)

青森県黒石市温湯温泉(2)〜こけし工人嶋津誠一さん工房「嶋津木工品製作所」を訪ねて

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2015年06月25日

ロマンこけし斎藤工房を訪ねて〜福島県会津若松

先月末に日帰りで福島県の会津若松を訪れました。
会津地方は古くから東北木地業における交通の要所であり、山から山に移動して椀等を製作した「渡り木地師」(小椋千代五郎、甚九郎一家も)が活躍した土地でしたが、そこから伝統こけしは生まれませんでした。
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会津における木地業関連の資料を眺めながら辿り着いた旅の目的地のひとつがこちらの工房。
目の周りの真っ赤なクマドリ、太く平べったい鼻、半開きの口で驚いたような表情、数ある伝統こけしの意匠の中でも極めて異彩を放つ中ノ沢こけしは、そのグロテスクな風貌から「たこ坊主」とも呼ばれます。
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その生みの親である岩本善吉(1877〜1934)は、大正末から昭和9年6月1日に没するまで約10年間の僅かな期間この奇妙なこけしを作りました。今回は、岩本善吉・岩本芳蔵親子の伝統的な意匠を現代に受け継いだ、会津若松市の斎藤徳寿氏(90歳)の仕事場「ロマンこけし斎藤工房」を訪問しました。
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工房、兼ご自宅にて、こけし作者の斎藤徳寿さん。90歳。
服飾デサイナーを経て、昭和30年からこけしの製作を開始。
中ノ沢の岩本芳蔵氏に師事。岩本善吉型たこ坊主や創作こけしを製作されてます。
お話の最中ですが、徳寿さんの帽子にご注目ください...
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いつの間にか違うベレー帽に変わってました。
のど飴と麦茶をご馳走になり 「アメとお茶を交互に飲んだら美味しいよ」 と徳寿さん。90歳。
言われるままに交互に飲んでみたら喉がスースーしました。

一通りお話を聞き終えて、奥のお部屋に案内されると...
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たこ坊主を始めとした色鮮やかなこけし群がズラリと林立。
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善吉型たこ坊主、本人型こけし、だるま、木地玩具などなど。

こけし部屋をさらに奥に進むと...
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秘密基地のようなこけし工房へと繋がっておりました。
増築を重ねられた結果と思われますが、ご自宅内が迷路の様な構造になっており、
突き当たりにある工房では、轆轤(ロクロ)2台と、大物挽き用の旋盤が設置されてました。
90歳とは思えない慣れた手際で次々とこけしが仕上がります。
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ロクロ線を引く作業中、
おもむろに取り出したる道具は...現代の利器マッキーでございます。
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「昔のこけし工人もマッキーがあったら使ってたと思うよ」と軽妙に作業を続ける徳寿さん。90歳。
善吉がマッキーを使ってたかどうかは別として、意外に染料っぽく(透明感があり発色が良い)彩色されます。
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そんな昔の工人岩本善吉が「千段巻」(槍や刀の柄部分)と表現したロクロ模様の出来上がり。
「動画きれいに撮れた?」と、お年寄りらしからぬセリフも。
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その後、徳寿氏が10年の歳月をかけて完成させた謎の奇書やら、
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こけし以外の様々な作品も拝見させていただいて、
日帰り旅行だったため次の予定が押してましたが、なかなか辞するタイミングが掴めず。
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こけし工人の他にも考古学者としてのお顔も持たれる徳寿氏。
近くの遺跡から発掘された土器や化石などが処狭しと展示されてました。
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皆さんもぜひ会津若松までご来福ください。

そして、今回工房を訪問した機会に、
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その場にあった紙とペンをお借りして...
ジェットリンクの民芸」新作オリジナルこけしとえじこの製作をお願いしたところ、
...それから僅か4日後に完成品が到着しました。
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「お客さんを平気で待たせるなんてのは、私の知る限りではこけし工人だけ。私はお客さんから頂いた注文は徹夜をしてでも急いで仕上げる」と徳寿さん。90歳。

そして、2015年の初夏にお届けする「ジェットリンクの民芸」新作は、
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福島県の中ノ沢温泉地方で古くから伝統として受け継がれてきた中ノ沢こけしを紹介します。目の周りの真っ赤なクマドリ、太く平べったい鼻、半開きの口で驚いたような表情、数ある伝統こけしの意匠の中でも極めて異彩を放つ中ノ沢こけしは、そのグロテスクな風貌から「たこ坊主」とも呼ばれます。
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たこ坊主の生みの親である岩本善吉・芳蔵親子の伝統的な意匠を現代に受け継いだ、会津若松市の斎藤徳寿氏(90歳)の仕事場「ロマンこけし斎藤工房」を今年5月に訪問。その際に、徳寿氏と同郷会津の木地師・小椋千代五郎のこけしを髣髴させるチョンマゲ頭に着流し姿の「チョンマゲ型たこ坊主」と、徳寿氏の直筆メッセージが入った「たこ坊主えじこ」の二本組を製作いただきました。懐かしさの中にも新しさを感じさせるジェットリンクの郷土玩具をお楽しみください。週明けの6月29日(月)20:00より頒布予定です。お楽しみにどうぞ。
http://www.jetl.com/mg15_tokujyu1.html

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2015年05月25日

岩手県一ノ関の宮本永吉こけし昭和6年作/橘文策氏旧蔵品

先日はお祝いのメッセージありがとうございました。
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一緒に仕事をしている妹からも素敵なこけしケーキが届きました。
このモデルとなったこけしが...
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岩手県一ノ関の宮本永吉こけし。昭和6年作。7寸3分(約23cm)。
昭和一桁時代の「第一期こけし蒐集家」と呼ばれた橘文策(たちばなぶんさく)氏の旧蔵品。
同氏が昭和6年に一ノ関の木地師・宮本永吉を初訪問した際に入手されたこけしです。

昭和10年以降に製作された中期〜後期のものと比較すると、
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頭部の髪飾り枷(かせ)の配列の違い。
前期:3本(隙間)3本(隙間)3本の合計9本。中期〜後期:7本前後が均等に配列。
顔の各パーツが小さく中央寄りに描かれる。
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胴の菊模様はたっぷりとした太筆で描彩される。
濃赤色の染料が木地に深く染込んでいる。
宮本家(宮本惣七)による創成期のこけしに近い形態が確認できます。
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橘文策氏の著書『こけしと作者』(復刻愛蔵版昭和53年刊、初版昭和14年刊)、『こけしざんまい』(昭和53年刊)掲載の現品です。「みちのくは 遥かなれども 夢にまで〜」...と心の赴くままに詠ったのは深澤要氏でしたが、それとは対照的に橘文策氏は東北の情景や工人の様子を有りの儘に、時には分析的に綴っています。東北旅行記のページをパラパラと捲るたび(度=旅)に心は東北のノスタルジアへと駆り立てられます。
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こけしの胴底部分には「木形子洞」(橘コレクション)のラベルが貼られます。
自著『こけしざんまい』で語られる橘氏の東北こけし旅行記(昭和6年、7年の計二回)。その旅で初訪問した思い入れの深い前掲の宮本永吉こけしを含め、湊屋の家紋模様が入った佐久間由吉こけし、仙台の高橋胞吉、遠刈田の佐藤直助、佐藤松之進など、橘文作氏の旧蔵品の一部であった約1000本の名品こけしたちは現在に至るまで約50年の間、所在不明の状況でしたが、一昨年末から昨年末の約一年間に渡ってインターネットオークションに大量出品され大きな話題になりました。それと時期を同じにしてネット上では「真っ黒なこけしが70万円!」(小原直治のこけし)などの記事が掲載され、こけしに興味の無い人の間でもちょっとしたNEWSになりました。全ての出品終了後には一連の橘コレクションが四散する結果となりましたが、現在は然るべき場所で然るべき蒐集家によって大切に保存されていることでしょう。

もう一本。
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岩手県一ノ関の宮本永吉こけし。昭和10年頃の作。八寸ニ分。
鼓製作において人間国宝であった鈴木鼓堂(すずきこどう)氏の旧蔵品。愛玩鼓楽850番。
岩手県一ノ関の宮本永吉こけし昭和10年作/愛玩鼓楽850番

そして、時は巡って現在。
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(左)宮本永吉の原こけし、(右)田山和文さんによる復元こけし
以前に「MINGEI JETLINK/ジェットリンクの民芸」でこけしを頒布させていただいた、岩手県盛岡市の南部系こけし工人田山和文さんに宮本永吉小寸こけしの復元(※こけしの世界では模作の意)をお願いしました。製作の事前に原となる永吉こけしの木地形態をミリ単位まで詳細に計測されてましたが、完成品と原のこけしを並べてみたところ、髪飾りの数や表情が似てる似てないの議論をする以前に両者のサイズが大きく違ってました...ここでひとつフォローをさせていただくと、こけしの復元に関しては一概に原をそっくり模倣すれば良いこけしという訳ではありません。こけしの世界では、「伝統」や「継承」「復元」など抽象的な概念がしばし用いられ、時には作者とコレクターの間で誤解が生じます。こけしの伝統的意匠の継承と復元(写し)についてまたの機会にふれてみたいと思います。

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2015年02月25日

宮城県遠刈田温泉〜「丑蔵庵」の佐藤英祐さんを訪ねて

昨年2014年8月に宮城県蔵王町の遠刈田(とおがった)温泉を訪ねました。
肘折温泉(1)四ヶ村棚田〜佐藤三治のブラジルこけし望郷編
肘折温泉(2)肘折温泉街〜下駄の音響く朝市編
肘折温泉(3)鈴木征一さん工房〜チョンマゲこけし製作編の続きです。
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「遠くからよー来たねー。なんもねーろもゆっくりしていけてー」(宮城弁の代わりに新潟弁で)
東北のこけし産地ではお馴染みの大きなこけし看板にお出迎えされました。
みちのくの郷愁深い風景の一方で、看板に描かれたハングル文字が現代を感じさせます。
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「食事とこけしの店〜」の看板に惹かれてランチした食堂。
俳優のジョー・シシドこと、宍戸錠氏を始めとした芸能タレントの写真が所狭しと貼られた店内。
その写真の中に映画評論家アリコンさんこと有村昆氏の写真も発見しました。さすが。
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同じく昭和を感じさせる街並み、駅前の商店街も散策。
古くからのこけし店や、ほぼ豆腐そのままの豆腐ソフトクリーム、休憩に良さそうな純喫茶などを堪能。
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みやぎ蔵王こけし館」では、佐藤哲郎工人がこけしの製作を実演されてました。
名和好子氏旧蔵品の佐藤直助、佐藤丑蔵、高橋胞吉など貴重な戦前の古品こけしや、珍しい古式の轆轤(ロクロ)などが展示されてます。
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そして、遠刈田といえば 「こけしの名工」 と呼ばれた佐藤丑蔵。
今回の旅の目的地である伝統こけしのお店 「丑蔵庵」(うしぞうあん) に到着しました。
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広い建物の半分を占める展示フロアでは、佐藤丑蔵、佐藤文男、佐藤英裕の三代を始めとした1,000本以上もの各系統の伝統こけしが展示されており、映像と音声で伝統こけしについての解説が流れます。
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現在の「丑蔵庵」館主で、三代目の佐藤英裕さんに館内をご案内いただきました。
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佐藤丑蔵の古い木地玩具、英裕さんと同系統である肘折系の小林英一(1917〜1947)や、ブラジルに移民した佐藤三治(丑蔵弟:1897〜?)のこけしなど、持参した資料をもとに打ち合わせ。
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「ジェットリンクの民芸」新作の木地玩具およびこけしに興味をお持ちいただいた様子で、時には店内に設置された実演用の轆轤(ロクロ)を動かしながら丁寧に製作の相談を受けていただきました。
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その後、試作を何度か繰り返し、完成を待つこと数ヶ月...

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2015年の最初にお届けする 「ジェットリンクの民芸」 新作は、宮城県の遠刈田地方で古くからこけしと共に伝統として受け継がれてきた木地玩具を紹介します。 「こけしの名工」 と呼ばれた宮城県出身の佐藤丑蔵(さとううしぞう:1889〜1986)は、東北各地の温泉場(肘折、及位、湯田、遠刈田新地など)で木地師として活躍、木工場の主任も勤め、生涯に渡り伝統こけしの復興に大きく貢献すると同時に多くの弟子を送り出しました。今回は、佐藤丑蔵の伝統的な意匠を現代に受け継いだ三代目こけし工人佐藤英裕さんに丑蔵型の木地玩具 「こけし笛」 を復元いただきました。かつてこけしの名工と呼ばれた佐藤丑蔵のこけしが現代に甦りました。
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今週末の2月27日(金)19:00より頒布を開始させていただきます。懐かしさの中にも新しさを感じさせるジェットリンクの郷土玩具をお楽しみください。 http://www.jetl.com/index3.html

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そして...2011年の震災後、郷土玩具の知識もままならぬ状況で始めた「ジェットリンクの民芸」は、今年7月で4周年を迎えます。プレ4周年記念に感謝の気持ちを込めまして、オリジナルのポストカードセット(非売品)を製作しました。ポストカードの素材には「猫に蛸=スコットランド素材」、「小椋千代五郎こけし=マットコート素材」のそれぞれ異なる2種の高級紙材を使用しました。こちらのノベルティ品をお買い上げいただいた皆様にプレゼントさせていただきます。今後も「ジェットリンクの民芸」を宜しくお願いいたしますm(_ _)m

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2015年01月26日

2015年「東京こけし友の会」新年例会

昨日は、神田で開催された「東京こけし友の会」の新年例会に出かけました。
毎年1月は特別例会ということで比較的入手難な工人のこけしが頒布されます。
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福島県土湯温泉(土湯系)の西山敏彦さん。
干支の羊、鬼、お雛様(リバーシブル仕様で裏側はこけし顔)の各種えじこ。
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今回の招待工人、宮城県仙台市(遠刈田系)の佐藤康広さんのこけし。
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山形県温海温泉(蔵王高湯系)の阿部進也さん。
各種こけし。のんきな父さん、鳥車、ダルマ車など木地玩具各種。
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福島県(土湯系)の野地三起子さん。
湊屋系列佐久間由吉型(野地忠男型)シルクハットこけしなど。
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左) 福島県南相馬市(土湯系)の高橋通さん。
右) 福島県土湯温泉(土湯系)の渡辺忠雄さん。
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宮城県鳴子温泉(鳴子系)の桜井昭寛さん。
昨年の文部大臣賞受賞作と同型の庄司永吉型こけし。一尺。
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今回の招待工人は、宮城県仙台市の佐藤正廣さん、佐藤康広さん親子。
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毎年恒例の「皆勤賞」授賞式。
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この一年間健康で通えたということが何よりもおめでたいことですね。
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入札品の中古こけし。特別例会なので(多分)良い物が揃ってます。
昨年の新年例会では、坂下隆蔵の古品(戦前作)こけしを落札しましたが、今年はいかに...
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落札品1。肘折系の中島正こけし。約8寸。
昭和30年代の「東京こけし友の会」例会の頒布品(胴底の書き込みより)。戦後の作ですが署名無し。保存状態は極めて良好。当時の『こけし手帖』を調べれば正確な制作年代が判明すると思われます。過去に創成期の津軽こけしを ”怨念の表情” と表現された方がいましたが、佐藤周助や奥山運吉を代表する肘折のこけしは何と表現したらよいのでしょうか。鹿間時夫さんの著著では”強烈群”などと表現されていたように記憶してます。『こけし辞典』では「全こけし中屈指の名品〜」と絶賛され、戦前は鋭い表情だった中島正のこけしも、戦後は肘折温泉の近代化と合わせるように迫力が薄らぎ、少々とぼけた様な顔へと変化していきます。 【追記】このこけしに署名が無いのは、作者の中島正が(戦前から)約20年ぶりに製作したこけしのため、”こけしの署名”の存在を知らなかったことが理由とのこと。
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落札品2。遠刈田系の佐藤英太郎こけし。約8寸。
佐藤直助型、木目模様、胴底には「新地 直助三代目 英太郎作 二十才」の署名。こちらも保存状態は極めて良好。佐藤英太郎さんのこけしの表情や署名の変遷などは、森田丈三氏の著書『こけし悠々』(1988年刊)に詳しいです。英太郎さんを始めとする第二次こけしブームの頃に高額で取引されていたこけしは一部を除いて、現在は比較的安価で入手可能となりました。その理由としては、高齢化に伴うこけし蒐集人口の減少、インターネット通販やオークションの普及などで全国的に入手が容易になったこと、時代における美的感覚の変遷などが考えられます。現在も各所で伝統こけし復興の動きはあるものの、新たな購買層に伝統的な意匠が受け入れられずらい(売れない)というジレンマを作者と売り手側が抱えていることが現状です。
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昨年は、津軽の斎藤幸兵衛のこけし(木村弦三氏頒布品、昭和9年作)や、橘文作氏が初めて宮本永吉を訪ねた際に入手したこけし(昭和7年作)、小椋甚九郎の初作と思われるこけし(橘文作氏旧蔵品、昭和12年作)など、戦前の古品を中心に集めたものをほとんど紹介できてませんので、今後機会があれば掲載していきたいと思います。

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2014年12月29日

2014年の最後にお届けする「ジェットリンクの民芸」新作は...

今年の最後にお届けする 「ジェットリンクの民芸」 新作は、
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山形県米沢市で古くから伝統として受け継がれてきた相良人形 「猫に蛸」 です。今回は、八代目作者の相良隆馬さんにジェットリンク別注デザイン版 「猫に蛸ver.Kokeshi」 を製作いただきました。JETLINKの ”こけし柄ニャンコ” 猫のたまちゃんをモデルに、「こけしの髪型」 と 「こけし柄ブチ」 が新たな意匠として描かれます。
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相良人形は、江戸時代から続く伝統的な土人形です。京都の伏見人形と仙台の堤人形の影響を受けながらも独特の土人形を作り上げた相良人形は”東北の三大人形”の一つとして数えられています。(1)粘土を型抜き(2)乾燥(3)素焼(4)胡粉で素地を整える(5)彩色これら全ての工程が職人による手仕事で行われるため、それぞれが表情の異なった贅沢な一点物です。12月30日(日)19:00より第二回目の頒布を開始させていただきます。お見逃しなく。 http://www.jetl.com/mg14_nekotako1.html
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そして、もう1個!
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同じく、2014年の最後にお届けする 「ジェットリンクの民芸」 新作は、宮城県鳴子温泉地方で古くからこけしと共に伝統として受け継がれてきた木地玩具のひとつ 「福助」 です。鳴子系こけしを代表する大沼岩太郎系系列・岡崎才吉(斉吉)の伝統的な意匠を現代に受け継いだこけし工人佐藤賀宏さんに、ジェットリンク別注カラー版として 「鮮やかな青色の着物」(通常は赤色) で製作いただきました。来るべき2015年に、ジェットリンクから皆さまの元へ 「福」 をお送りします。
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幸福を招くとされる縁起人形である「福助人形」(フルネームは叶福助)。全国共通の意匠と思われがちですが、東北の木地玩具になりますと、鳴子こけし作者の場合は、素材に真っ白で美しい木肌のミズキ材を使用するなど、描彩や木地形態などにこけし産地および作者の特徴や特色が色濃く現れます。 福助の製作手順に関しては、原木の乾燥、玉切り、木取り、荒挽き、磨き、描彩、仕上げのロウ引き、(果ては、カンナなど仕事道具の製作、販売に至るまで)...と、非常に時間と手間のかかる作業工程が複数で分業されることなく、単一のこけし工人佐藤賀宏さんの丁寧な手仕事によって製作されています。懐かしさの中に新しい風を感じさせるジェットリンクの郷土玩具をお楽しみください。こちらも同じく12月30日(日)19:00より頒布開始です。お見逃しの無いようにどうぞ。 http://www.jetl.com/mg14_fukusuke.html

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2014年12月01日

菅原文太氏或いは、なかなか死なない刑事逝く。

先日の高倉健さんに続くかのように、菅原文太さんの訃報が入りました。享年81歳。
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長谷川和彦監督、沢田研二主演の映画 『太陽を盗んだ男』(1979年)では、どこまでも執念深く、まるでゾンビの様になかなか死なない刑事のイメージが印象的でした。実家の新潟では、映画 『トラック野郎』 (1975年)シリーズが土曜日の昼頃に再放送されており、子供の頃はそれを観て育ちました。昭和時代の名優あるいは良心がまた一人去り、寂しい気持ちですが、名作はいつまでも普遍的に輝き続け、その名演は後年も映画ファンによって続け語り継がれることでしょう...そして、本日発売の雑誌 『BRUTUS』 は、映画特集です。
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USTREAMで放送中の 「アレ・アレ・シネマトーク」 メンバーの対談も掲載されており、
JETLINKのウェア着用で取材を受けられたとのこと。立ち読みしてみてください。

プレミアムバンダイからの受注品が到着。
夏頃に注文していて、すっかり忘れた頃に届きました。
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「S.I.C.仮面ライダーオーズ」 ブラカワニコンボ。
コブラ&亀&ワニをモチーフにした異形のライダーです。
劇場版では、松平健さんの暴れん坊将軍とも共演しました。
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S.I.C.オリジナル解釈である、ワニの能力開放モード。
部分部分にあしらわれた透明パーツが美しく、生物的な描写に生かされてます。
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そして、ピーヒャララ〜とコブラの能力開放モード。
これでどうやって戦うのかは疑問ですが...
受注品だけあってなかなかの価格帯ですが、それに見合った良い仕事をしてます。
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同じく、異形のゼータガンダムこと、HGUC 「Z供 (ゼッツー)の仮組みが完成。
Z計画に基づきエゥーゴにより一機だけ試作されるも量産には至らなかった幻の可変MS。
そのコンセプトは後の可変式量産型リゼルに流用および採用される。
尖鋭的な機体のイメージなので、頭部のアンテナなどエッジ部分を削って尖らせてます。
本体成型色の灰色は違和感があるので、過去のGFF版のように白に塗り直したいです。
日々積みプラがたまる一方で、塗装して完成までに至る時間がほどんど無いのが現状ですが。

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