2020年06月12日

映画史に残るOP、マーティーのサングラスと巨大スピーカー爆発〜映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』PART1(1985年)

1985年に公開された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』PART1にて、
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映画史に残る完璧なOPシーンを改めてじっくりとご注目ください。冒頭の僅か4分弱の映像に映画のテーマや伏線など、この作品のほぼ全てが凝縮して描かれてます。
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マイケルJフォックスが演じる主人公マーティ・マクフライがOPで掛けていたサングラスは、当時のスポンサー商品でした。
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撮影当初サングラスのレンズに機材やスタッフが映り込むことを危惧したロバート・ゼメキス監督は起用に反対しましたが、結果的に素晴らしいOPシーンが生まれることになりました。
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さらに、ドクの部屋でマーティが巨大スピーカーを爆発させた場面にもご注目ください。
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スピーカーの爆発後、ドクが電話の最後に「くれぐれもアンプや機材には触れないように!」とマーティに念を押しますが、作中ではその後も似たような場面が何度か繰り返されますので探してみてください。シリーズを通してこの作品を構成するもうひとつのテーマである「繰り返し」が再現される最初のシーンです。それに対する表のテーマはタイムトラベルによる「やり直し」です。
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映画の主題歌に関しては、作品を連想させる曲名にしてほしいと要請したユニバーサル社長の意見に耳を貸さず、期限ギリギリまで曲が思いつかなかった時に、マーティがスピーカーを爆発させるシーンを事前に見せたところすぐに生まれた曲がヒューイ・ルイスの名曲「パワー・オブ・ラブ」でした。
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...以上、冒頭の数分だけピックアップしてみても、まだまだこれ以上に情報が詰まってますので、今回はこのへんで。そんなロバート・ゼメキス監督とボブ・ゲイルが4年の歳月をかけたといわれる深く練られた脚本は、映画『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』(1984年)の成功により日の目を見ることになります。1985年の公開より35年経過した今の時代に観ても決して色褪せることのない普遍的な名作をぜひお見逃しなく。


jetlink_roki at 13:16│カテゴリ_01:映画/movie