2020年04月21日

おうち時間に〜伊丹十三氏のエッセイ集、夢関連の書籍

JETLINK Facebook にて。映画『もしドラ』監督の田中誠さんからバトンを渡されましたので、#おうち時間 におすすめな一冊を紹介させていただきます。
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(1)伊丹十三氏のエッセイ集
映画『マルサの女』を代表する映画監督として周知の伊丹十三氏ですが、元々は俳優で、他にも翻訳家、デザイナー、イラストレーター、料理人、戦後の日本にエッセイを定着させたエッセイストとしての顔もあるんです。

伊丹氏独自の視点や観察眼は鋭く、60年代に俳優業でヨーロッパに長期滞在した時の体験談は今の時代に読んでも色褪せることなく現代にも十分通用する内容となっています。またエッセイは短い話で区切られてるので、電車や病院の待ち時間にちょっと読むのにも普段スマホを持たない自分にとって重宝しています。

まだ日本人がスパゲティという言葉すら知らなかった時代に「スパゲッティの正しい食べ方」で美味しい茹で方を紹介したり、我々の生活そのものである衣食住の重要性「正しいありかた」を時には痛烈に独自の切り口と美意識のフィルターを通して語っています。10代後半に初めて読んで、彼の本物志向なスタイルや粋な生き方に憧れると同時に彼のようにありたいとも思い現在も愛読しています。

(2)夢関連の書籍
現実(顕在意識)と夢(無意識)はお互いに繋がり影響し合っている...それに気付いた10年ほど前から「夢」には何かしらの生きるヒントがあるのでは?と興味を持つようになり、数少ない夢関連の本を集めるようになりました。少ない中でも世界的に有名な本が、スタンフォード大学の神経生理学者で夢研究の先駆者であるスティーブン・ラバージ博士の著書『明晰夢―夢見の技法』です。

いわゆるスピリチュアルな観点ではなく、米国スタンフォード大学で明晰夢研究に携わる学者による検証可能性をしっかりと踏まえた考察を基本とし、引用文献も明記した内容で構成されてます。かくいう僕自身は夢を見ることが少なく(それ故に興味があるのかも)、会った人に「どんな夢を見てますか?」と尋ねる機会のほうが多いです。在りし日の江戸川乱歩が言ったように、夢と現(うつつ)の境界が希薄で曖昧な様相の時代になってきましたが...


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