2014年09月10日

鳴子温泉「第60回全国こけしまつり」(1)こけし祭会場〜鳴子郷〜高橋正吾さん訪問編

三度 ”こけしの国” に誘われて...あっという間に今年もこの季節がやってきました。
先週末に宮城県の鳴子温泉で開催された 「第60回全国こけしまつり」 に参加してきました。
前日の深夜3時にJETLINKを車で出発して、朝9時頃に鳴子温泉の会場に到着。
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今年も会場では過去の貴重なポスターや写真が展示されてました。
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招待工人。津軽系の笹森淳一さん。
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仏像を偲ばせる笹森淳一さんの本人型こけし ”木地仏” の絵付け途中経過。
胴体の薄墨色(薄黒に緑少々)は、師匠である佐藤善二氏の「墨こけし」から着想を得られたとのこと。
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招待工人。今回もJETLINKのTシャツで参加いただいた弥次郎系の新山吉紀さん。
作品は勿論ですが、Tシャツのほうもお客さんに評判が良かった様子で何よりでした。
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昨年に引き続き参加された、鳴子系こけし工人の森谷和男さん。
昭和3年生まれ86歳。高勘系の高橋盛氏から直接師事された最後の鳴子こけし工人です。
古鳴子の面影を偲ばせる枯淡な味わいを持ったこけし、えじこ、ダルマが並びました。
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会場の販売ブースでは、入手の機会が少ない福島県飯坂温泉・渡辺幸典さん作の鯖湖こけしも。
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同じく会場では、「こけし手拭」の復刻版が展示販売されました。
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大沼岩蔵を始めとする過去の鳴子系こけし工人の意匠がずらりと並びました。
オリジナルとの差別化が理由か「第××会記念」の文字が省略されてました。
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木地挽き〜過去。
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木地挽き〜現在。

こけし祭の会場から温泉街に移動して、
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鳴子温泉の名物「栗だんご」を堪能。
昨年はすぐに品切れになってしまったため、今回は早めに来店してみました。
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今旅のお供は、JETLINKマイコ(左)、運転手の村野さん(中)、水代わりにお酒を飲む齋藤さん(右)。

お昼頃には中山平まで車で移動して、
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こけし祭りに関係なく犬の散歩をさせている佐藤実さんに挨拶した後に、鳴子峡の風景を楽しみました。
何度観てもそのスケールの大きさに圧巻されます。紅葉の季節にも訪れてみたいです。
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鳴子郷を一望できるレストランで休憩。
お腹の調子を整えるには醗酵食品とのことで、途中ヨーグルトや甘酒を何度か補給しながらの旅でした。
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中山平を散策しながら昼食のお店を探していたところ、
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手描きの看板が雰囲気良さげな、お蕎麦屋さん「藤治郎」を発見。
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名物の手打ち板そばを注文。
奥まった場所のため観光客はほぼおらず、地元のお客さんで賑わってました。
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中山平と鳴子郷の景色を楽しんだ後は...

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毎年恒例の中古こけしオークションが開催されている「日本こけし館」に向かいました。(忙しい)
今回は中古こけしの数が去年より少なめで、期待していた古品(戦前作)もほぼ見当たりませんでしたが、肘折の佐藤重之助の初期作など珍しいこけしもあったので、数点入札してみました。結果や如何に。
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新潟の父の同級生で鳴子郷土玩具店の老舗「高亀」の親戚筋にあたる藤田さん夫妻と合流。
毎年恒例となった鳴子高亀系こけし工人の高橋正吾さん宅を訪ねました。
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高亀本家の建設にも携わった建築家が設計された高橋正吾さんのお宅では、親交の深い型染作家・芹沢げ雹瓩虜酩覆覆描破僂任い銅餮が凝らされた調度品や内装を拝見させていただくことも楽しみのひとつです。今回も鳴子の歴史やこけし全般に深い知識を持たれた正吾さんの貴重で興味深いお話を懇親会に参加される時間ギリギリまで聞かせていただきました。最後に新作の「佐藤乗太郎型こけし」を分けていただいてお宅を後にしました。

...そして、鳴子温泉の夜は更けていくのでありました。(続く)


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