2014年08月12日

追悼ロビン・ウィリアムズ/メメント・モリ〜いまを生きる

今朝のNEWSで米国俳優ロビン・ウィリアムズの訃報を受けました。
『グッド・ウィル・ハンティング』、『フィッシャー・キング』など、数ある彼の主演映画の中でも意外なところですが 『ジュマンジ』(1995年公開) が特に印象深い作品です。もう20年も前の話ですが、19歳の頃に初めて付き合った女性と錦糸町の楽天地シネマで鑑賞。映画の内容よりも、上映中に初めて彼女と手を繋いだロマンチックな思い出が今も強く心に残ってます。

私たちがこの世で「生」を受けた時点から回避できないものが「死」です。また死は常に自分と共にある家族のように身近な存在でもあり、いつか訪れる「未来の死」を意識あるいは受容することによって、「現在の生」をより豊かに享受することができます。残り僅かな余命を宣告された人が突然生き生きと輝き出す理由もそこにあるのかもしれません。私自身も3年前に大病を患ってから死を身近に意識するようになりました。そして、人間は他者や身内の死によって自分の死を考え、現在の生を見つめ直す大切な機会を与えられます。ラテン語のメメント・モリとは 「自分がいつか死ぬことを忘れるな」 という意味。

その彼女と二度目に鑑賞した映画は、奇しくも同じロビン・ウィリアムズ主演 『いまを生きる』(1990年公開) の再上映でした。演説の壇上の如く、机上に立ち上がった彼は 「君たちの昔の思い出も感傷も全ては過ぎ去った死である。少年たちよ!今この瞬間を生きよ!」 ...と、以上は私の勝手なセリフですが、最期まで自身の死生観と対峙したロビン・ウィリアムズ本人がキーティング先生のように思えてなりません。
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死に挑まれ、それにどう挑むかが我々人間の価値である。
自分の判断が不安なときは死に聞くことである。
この決定で今死んでもいいか?と。そうすれば行動に力が生まれる
カルロス・カスタネダ

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【追記】 ロビン・ウィリアムズは初期のパーキンソン病を患っていたとのこと。
マイケル・J・フォックスとの貴重な2 ショットです。Back to the future Facebookページより


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