2013年11月18日

巣鴨高岩寺 「東北振興こけし製作実演」 土湯こけし編

先日は、巣鴨のとげぬき地蔵尊高岩寺で開催された 「東北地方復興支援こけし製作実演」 に。仕事の合間に訪れたため、終了10分前にもかかわらず、今回もご住職の来馬さんを始めとした皆さんに親切に会場をご案内いただきました。
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このイベントの顔といいますか、すっかりお馴染みとなった阿部国敏さんの本人型。前回のイベントでは50個以上を売り上げたとか。今までじっくりと注目したことはありませんでしたが、改めて観察してみたら治助型の意匠でした。阿部さんには、旧鹿間コレクションにある天理教時代の治助型など過去の傑作の復原を願います。
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今回の招待工人は、福島県・土湯温泉の陳野原幸紀さんと阿部国敏さんの師弟コンビ。初日でほぼ完売状態だった様子で、2日めには売り物のこけしはほどんど残ってませんでした。
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会場では、土湯工人組合に属している工人さんのこけしも並んでいました。土湯温泉の木地屋の名門であった 「湊屋」 (佐久間家)の血縁でもある今泉源治さんの佐久間由吉型または本人型こけし。赤と黒のみの染料で潔く描かれた今泉さんのこけしの描彩は、古い時代の土湯こけしを髣髴させます。
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これはちょっとほしいですね...津軽に引き続き、今回も売り物ではないオブジェに目がいってしまいました。
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中ノ沢のたこ坊主に、飯坂の鯖湖こけしなど、福島では他にも様々な伝統こけしが製作されてます。諸事情があるとは思いますが、ファンの声に耳を傾けていただくかたちで、今後は工人組合の枠を超えた催しにも期待しています。次回の高岩寺でのこけしイベント開催は来年の予定で、鳴子こけし工人をゲストに迎えての催しとなるそうです。
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久々の外出でキンキンに寒かったですが、関東特有の乾燥して澄んだ空気が心地良かったです。

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「ジェットリンクの民芸」 秋の新作は、宮城県の鳴子温泉地方を中心に古くから伝統として受け継がれてきた郷土玩具の鳴子系こけしを紹介します。鳴子系こけしを代表する大沼岩太郎系系列・岡崎才吉(斉吉)の伝統的な意匠を受け継いだこけし工人の佐藤賀宏さんに 「ニャイガーマスクこけし」 を製作いただきました。
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今回はジェットリンク別注デザインとして、こけしの頭部には、佐藤さんが得意とされる動物描彩の猫顔を描いていただき、センセーショナルな頭部の意匠とは相反するかのように、胴体には鳴子こけしの伝統的な菊模様で仕上げていただきました。懐かしさの中にも新しさを感じさせるジェットリンクの郷土玩具をお楽しみください。頒布開始は、11月20日(水)19:00〜無くなり次第終了となります。 http://www.jetl.com/index3.html


jetlink_roki at 20:30│カテゴリ_01:玩具/kokeshi&toys