2013年09月12日

『ミステリーゾーン』DVDコレクション(THE TWILIGHT ZONE)

まだ残暑が続きますが、外の空気というか匂いはすっかりと秋めいてきましたね。秋物の服をクローゼットから出して、お気に入りのブーツにミンクオイルを塗ったりして、来る季節に向けて少しづつ準備を整えてます。

先日、宮崎駿監督の引退ニュースが。映画 『風立ちぬ』 。引退作にはこれ以上ない作品ではないでしょうか。そもそも映画監督が引退というのは珍しい例で、(ぱっと思いつく例では、タル・ベーラ監督が 『ニーチェの馬』 で引退宣言など。こちらの作品も映画史に残る名作でした) 通常はフェードアウトする場合が大半だったりします。才能が衰える前に勇退することもひとつの美学ですし、その一方で、映画監督としても人間としても齢を重ねて、ダリオ・アルジェント監督のように30年ぶりに風変わりな 『サスペリア』 の続編を製作しても 「とほほ、でもアルジェントっぽい部分があって好き」 ...そんな具合に後年の作品を楽しむことも映画好きの一興だったりするんですけどね。
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懐かしの海外TVシリーズ 『ミステリーゾーン』 (原題:THE TWILIGHT ZONE、1959年) のDVDコレクションが発売とのこと。ピッタリ世代ではないのですが、これは欲しいなぁ。全巻揃えると4万円近くになるのでしょうか。既に海外ではブルーレイ版が発売されてますが、せっかくなら当時の日本語吹き替えで観たいですものね。 http://mysterydvd.jp/home.html

秋の夜長にお薦めのレンタル映画を何本か紹介します。最初は、近年のホラー映画の中でも、フランク・ダラボン監督の 『ミスト』(2007年) や、サム・ライミ監督の 『スペル』(2009年) と並んで好きな作品が、

こちらの 『スケルトン・キー』(2005年) です。こちらの作品は、サイコ・ミステリーの部類に入るのでしょうか。定期的に何度か観返してますが、その度に独自の世界観やプロットの完成度の高さに驚かされます。ネタバレにならないように詳しい内容には触れませんが。 (できれば予告編やパッケージのあらすじも読まないほうがベター) ぜひ100円レンタルしてみてください。

構成がしっかりと練られている作品といえば、ホラー映画ではありませんが、

クリストファー・ノーラン監督の 『プレステージ』(2006年) もお薦めの一本。ノーラン作品の中では 『ダークナイト』 シリーズ等と比べて知名度が低い印象ですが、こちらも繰り返し観る度に 「うむむ!」 と唸らされる見事な完成度の作品です。クリスチャン・ベールの鬼気迫る演技もノーラン作品中で一番好きです。一部で批判される手品のトリックに関しては、ニコラ・テスラの業績と異能な天才ぶり (フィラデルフィアでの実験など) を考慮すれば然程問題ないかと。そして、テスラ博士の配役にはちょっと意外なあの大物ミュージシャンを起用したことで、物語の世界観と相まり、作品に更なる重厚感を出すことに成功しています。観る人によって大きく好みが分かれる作品なんですけどね。こちらもぜひ100円レンタルしてみてください。
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現在、蝿 (ハエ、学名:Muscomorpha) を題材にしたとあるデザインを進行中です。そんな理由で、特にハエ好きではありませんが、世界のハエ画像を検索していたところ、子供の頃に親しんだ懐かしい作品を発見。こちらは、フランスの文筆家コラン・ド・プランシーによって1818年に書かれた 『地獄の辞典』 より、”蝿の王” ことベルゼ・ビュート (ベルゼ・バブ) の挿絵です。子供の頃に悪魔や妖怪が好きだった方にはお馴染みのキャラクターではないでしょうか。これくらいの作品がぱっと描けたらいいのですが、ハエをモチーフにした商業的デザインの難しさを痛感しています。この機会に、ハエに纏わる映画 『蝿男の恐怖』(1958年) や、そのリメイクの 『ザ・フライ』(1986年) あたりを久しぶりに観返してみようと思います。


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