2013年06月11日

映画『ジャッジ・ドレッド』、何度目かの『東京物語』

以前に劇場で観逃してしまった映画 『ジャッジ・ドレッド』 をBDで鑑賞。

過去に製作されたスタローン版とは打って変わり、今作は原作に忠実な設定とのこと。 劇中のアクションシーンにおける流れるようなスピード感、それに相反する架空の薬物 「スローモー」 使用時の独特な美的映像表現との対比は ”緩慢の美学” と表したら良いのでしょうか。 素早いアクション (時には早回し) とスローモーションを多用する表現手法は、映画 『300』 のザック・シュナイダー監督が得手としており、日本のチャンバラ映画に於いて殺陣の合間に ”見得を切る” 表現にも似た心地良い日本人的表現に陶酔させられました。 映画の舞台を無闇に拡げずあえて密室に近いビルの中だけに設定したことも諸々の効果を高めることに成功しており、激しい残酷描写も相まって好みが分かれる作品とは思いますが、久々に最近のホラー映画以上にホラーしてる出来の良いホラー映画に出会えました。

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皆さんは小津安二郎監督の映画 『東京物語』 (1953年公開) はお好きでしょうか? 僕はこの映画を年に一度くらいの割合で観返してます。 自分でも理由はわかりませんが映画で設定された季節の夏ではなくて、その前の梅雨時になると観たくなります。 ここで説明するまでもない日本映画を代表する名作ですが、今後、結婚したり子供や孫が出来たりと、自分の加齢に合わせて観る度に思いや印象が変化していくであろうこの作品は、数少ない生涯の一本としても挙げられます。
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昨晩は主人公である周吉の長女で美容師 ”金子志げ” の気持ちになって鑑賞してみました。 正論ばかりでは罷り通らなくなったこの現代 (或いは諦めの良い大人になった今の時代) に於いては、志げの気持ちも理解できなくもなかったり...と、過ぎ去った昔をしみじみ切なく感じながら鑑賞。 この様に時代が変化しても変わることなく楽しめることが普遍的に優れた映画である特徴のひとつです。 いつかJETLINKでもこの映画をモチーフにしたTシャツを作ってみたいと考えています。 あまり売れなさそうですけど(笑)

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The"G"oonies Tシャツ受注生産の受付は、明日6月12日(水)で締め切らせていただきます。 年内の販売は今回の受注受付を持って終了となりますので、お買い逃しのないようにお願いいたします。
http://www.jetl.com/roki_goonie1.html


jetlink_roki at 18:45│カテゴリ_01:映画/movie