2013年04月02日

桜吹雪と、小椋千代五郎のチョンマゲこけし

JETLINK Show Roomから徒歩で10分くらい、知る人ぞ知る千葉商科大学テニスコート沿いの桜並木にて。
03_life5a
ソメイヨシノの淡い花弁の色合いは薄曇りの空ともよく調和します。ここからすぐ近くにある”日本桜の名所”とも呼ばれる里見公園よりも、こちらの桜並木が地元の人たちには密かに人気のスポットだったりします。
03_life5b
花の散りゆく様は、いつの時代も儚くて、美しくて、
03_life5c
長かった仕事も一段落着き、桜吹雪に歓迎を受けたような気がしました。
仕事場で留守番している猫たちのお土産に、花びらを何枚か頭に乗せて帰途に着きました。
04_goods01a
福島県会津喜多方の木地師でこけし作者・小椋千代五郎(慶応2年〜昭和20年)のこけし。小椋千代五郎は、数少ない江戸生まれのこけし作者の一人です。こけしの全長は約7寸(約20cm)。 チョンマゲ頭に歯をむき出しにして笑ってる奇抜な表情が目を惹く一作。 胴底には ”S4” と記載されてましたが、おそらく昭和8年前後の作だと思われます。『こけし辞典』によれば、南部系の佐々木与始郎&センを始めとする佐々木一族のこけしの形体に近いと記されてます。 胴体に細いロクロ線が数本引かれただけの至って簡素な胴模様と、段々のある独自の形状に関しては佐々木一家のこけしに類似している気もしますが、ユーモラスかつグロテスクな顔の表情に関しては全くの別物です。【追記】『こけし辞典』、『木の花』共著者の箕輪新一氏によれば、こちらは”こけし”の分類ではなく”木地玩具の福助”として作られたものではないかとのこと。
04_goods01b
こちらの”チョンマゲこけし”の作者である小椋千代五郎が誕生した慶応2年(1866年)の出来事を調べてみると、「薩長連合の盟約成立」、「寺田屋騒動」(坂本竜馬襲撃事件)など、幕末ど真ん中における激動の時代でした。 千代五郎は実際に”チョンマゲ頭”を目にする機会もあったのでしょうか?江戸、明治、大正、昭和にわたる4つの時代を生きた一人の木地師と悠久の歳月を経てほぼ形骸と化した”木の骸”を前にして様々なロマンが頭を巡ります。余談ですが、このこけしに「プレステ3」×2台分を使ってしまった自身の散在ぶりにも深い反省の思いを馳せてます。
「人間は夢なくしては生きられない」 土橋慶三
top_ohyagi1
「MINGEIJETLINK/ジェットリンクの民芸」今月の新作は、千葉県銚子市の老舗呉服屋「大八木呉服店」の縁起物”四つ目招き猫”のエプロンと手拭いです。堅牢で高品質な帆布生地は長く使い込む程に良い風合いに色落ちして帆布生地ならではの経年変化をお楽しみいただけます。ガンガン使い込んで自分なりの味を出しても良し、アート感覚でお部屋のインテリアに加えても良し、お好みの用途にお使いください。そして、今月はもうひとつ猫に関する新作アイテムをリリース予定です。お楽しみにどうぞ。大八木呉服店”MANEKINEKO”えぷろん詳細


jetlink_roki at 14:34│カテゴリ_01:ほのぼのライフ | カテゴリ_02:玩具/kokeshi&toys