2009年08月26日

8月の新作アイテムは

現在、ちょっとした展示会が出来るほどの新作アイテムが控えてるのですが、
今月は、「とある事情」 で新作商品が全くリリース出来ませんでした。
その事情というのが、年々新しいデザインを重ねていくに従い、プリント業者さんの
技術的に難しいもの (大きさ、複雑な写真の組み合わせなど) になってきてるようで、
こちらが求める完成度のニーズと、プリント職人さんの技術力に齟齬が出てきたのです。

今月リリース予定だったTシャツ数型も、サンプルの出来に納得がいかず数度の作り直し。
現在JETLINKには、今月分のロス (失敗した) Tシャツが100枚以上積まれてます。
「コダワリ=ある程度の妥協」
何事も100%の納得は難しいですが、なるべくそれに近い物をお届けしたいという気持ちと、
その反面、こちらがそれだけ難しい技術を職人さんに要求している訳でもあって、
それを毎回文句も言わずに完成させてくれるプリント職人さんには感謝してます。
工場のある墨田区に足を向けて寝れません。

【他ブランドを研究】
サンプルの完成を待つ間に、プリント屋さんとフォプリントについて研究。
* *
JETLINKでも扱っている、HEADGOONIEブランドの ”DANCE” Tシャツを分析。
職人さんによれば、元のデザインを 「高精密な四角い網点」 に変換して版を作成している
そうですが、一見したところ、網点と判別出来ないくらいの精密なプリントです。
しかも、細かい網目を通りにくい 「水性の染込みインク」 を使用してます。
こちらでも、着込むほどに風合いの出る良質なオリジナルTシャツ作りのために、
「シルクスクリーンの手刷りプリント」 にこだわって作られています。
* *
こちらは、JETLINKのオリジナル ROKIUNIFORMSの ”ZERO” Tシャツ。
元のデザインを 「高精密な丸い網点」 に変換してシルク製版を作ってます。
四角に丸に、お互い方法は違えども、それぞれがより綺麗な仕上がりを目指してます。
*
数字シリーズの場合は、さらにその 「超精密なフォト」 に 「数字部分のベタ塗り」 が
重なるデザインですが、それぞれをスクリーン2版に分けずに、1版で表現してるんです。
その場合、目が細かい精密なスクリーンを使用しているため、その網目を 「水性顔料」 が
通りにくいんです。 インクを油性に変えればクリア出来る部分ではありますが、
それは、こちらのコダワリということで 「水性の染込みインク」 を使用してます。
染込みインクは、長く着込んだ後の味といいますか、風合い感が全然違うんです。
そして職人さんが、この巨大なスクリーンを使用して、一枚づつ丁寧に手刷り印刷して完成。

そんな理由で、JETLINKを立ち上げ、自ら服作りやデザインを始めて数年が経ちますが、
今現在でも、常に試行錯誤の日々が続いてます。 迷いは一向に晴れません。
それが一生の課題といえば、ちょっとオーバーかもしれませんけど。
もちろん、毎回新作をリリースする際は、その時点では最高レベルで作った商品を
お届けさせていただいているという自負はあります。
そして、「次回は、さらにより良いモノを」 という気持ちで作ってます。

...と、何とも言い訳がましい日記になってしまいましたが、
とりあえず、様々な問題も解決しつつありますので、9月からは新作を出せそうです。
次回は、来月発売のアイテムをちょっとお見せしますね。 お楽しみに。


jetlink_roki at 20:14│Comments(0)TrackBack(0)│カテゴリ_01:製作エピソード 

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