2009年06月13日

『白い巨塔』

知人からDVDボックスを貸りて、観始めたTVドラマ 『白い巨塔』 (1978年版)
想像を遥かに上回る面白さで、ここ毎日の楽しみのひとつとなってます。
ストーリーも後半部分に入り、 『LOST』 以上に、話の続きが気になります。
*
日本の医学会の実態と、人間の生命の尊厳を、浪速大学に勤務する
財前五郎 と 里見脩二 という対照的な人物を通して描いた傑作小説のドラマ化です。
主演の田宮二郎氏の鬼気迫る演技や、チャーミングな笑顔を目の当たりにすると、
後の彼に実際に起こった悲しい事件をどうしても連想せずにはいられません。

そこで、田宮二郎氏の事件を調べている最中に見つけた本がこちら。
*
『日本怪死人列伝』 阿部譲二 著 産経新聞社 刊
田宮二郎氏を始めとして、朝日新聞阪神支局襲撃事件、新井将敬、
下山事件、豊田商事事件、尾崎豊、力道山、オウムの村井秀夫、帝銀事件、
果ては、日航ボーイング機墜落事件まで、謎が多く未解決のまま終わった事件を
筆者の豊富な経験と傍証の積み重ねで、真実を推論した内容になってます。

「経験と傍証」 とはいっても、人生40回以上の逮捕暦や、銃や麻薬に関する知識、
ジャングルでの命懸けの戦闘経験 (仲間2人は、現地のインディオに干し首にされる!)
...など、一般人では到底経験の出来ない渡世を送った著者が書いた本ですから、
こちらも非常に興味深い内容が盛り沢山で、一気に読み切ってしまいました。
力道山を刺した人物と昔からの盟友で、本人に当時の状況とか、関係者が亡くなった
現在になってやっと話せる事件の真相とか、普通に聞いちゃってますから(笑)
結局のところ一番悪くて恐いのは、実行犯ではなく、国家またはそのトップに
君臨する政治家という場所に行き着く訳ですけど。 おすすめの一冊です。


jetlink_roki at 17:15│Comments(0)TrackBack(0)│カテゴリ_01:映画/movie 

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