2016年01月

2016年01月29日

変身。蒼白き月に咆哮、荒野を彷徨するケダモノの類。THE WOLF MAN TYPE MA-1 JACKET(4)最終回シルエット編

蒼白き月に咆哮する狼男こと、THE WOLF MAN TYPE MA-1製作エピソードも今回で最終回を迎えました。残りの在庫数が少なくなりましたが、第4回目は、「シルエットの解説編」です。どうぞ最後までお付き合いをお願いいたします。
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満月の夜に変身。モデルの身長177cm、体重60kg、Mサイズを着用しています。
MA-1内部には、「狼毛フェイクファー」&「3M社シンサレート高機能中綿素材」を採用。まだまだ肌寒い春先も、写真のように、”CITIZEN KANE” T-SHIRTS(別売り)の上からサラっと羽織っていただくだけで防寒機能バッチリな一枚です。現在、市川市のJETLINK Show Roomにて、現物をご試着いただけます。(東京駅より総武快速で約19分)ぜひご来店ください。
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今作の原型となったウェアは、1954年に米国で開発された「B-15Dモディファイ」通称ファーストモデルのMA-1ジャケットです。当時のオリジナルMA-1、もしくはそれらを忠実に再現した復刻品は、ウエストレングスで着丈が非常に短く、身幅と袖(そで)幅も極端に広く作られており、軍物マニアの方ならともかく、コーディネートに合わせて日々着用するには少々難易度の高い形状をしていました。素材およびパーツ類は伝統的なオリジナルのディテールを忠実に残しつつ、着丈を延長して、身幅・袖幅・肩幅をシェイプ、軍物特有の”土臭さ”を残しながらも、現代のスタイルにも違和感なく融け込むことのできるスタイリッシュなオリジナルパターンとしてアップデートしました。
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この裏地のために、人気アニメ『かよえ!チュー学』(かよチュー)などで活躍中のイラストレーターJUN OSONさんに新規描き下ろしイラストを担当いただいた豪華で贅沢な仕様となっております。変身ギミック=裏地についての詳細は、THE WOLF MAN TYPE MA-1 JACKET(2)変身編をどうぞ。

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表地のナイロン素材には、従来のエアフォース・ナイロンよりも光沢が少なく、堅牢度と軽量化に特化した「ナイロンヘビーツイル素材」を使用しました。1940年代前後に主流とされたエアフォース・ブルーと、その後に定番カラーとなるセージ・グリーンを掛け合わせ、長年着古したことによってグリーンが退色してグレー味が強まったビンテージ古着をイメージした色合いを表現しています。現行のMA-1特有のテカテカした光沢感は低く、しっとりしたナイロンの素材感と弱めの光沢感が合わさった独特の風合いを持つ特殊素材です。長く着込んでいただく程に、生地の光沢が取れて雰囲気のあるマット感(つや消し感)が増していき、独自の経年変化をお楽しみいただけます。
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2015年の初旬に、当初のデザインコンセプトを元にして、HEADGOONIE大八木未来氏が描き起したMA-1のラフ画です。実際の完成品と比較しても大きな変更点が見受けられないことから、初期段階の時点で確固たるデザイン構想が練られていたことが伺える一枚です。今回の製作にあたり参考とした文献は、阿部謹也著『中世の窓から』(朝日新聞社 昭和56年刊)、同著『中世賤民の宇宙』(筑摩書房 昭和63刊)。
日本製の証「MADE IN JAPAN タグ」、「狼男イラストレーションタグ」、「シンサレート仕様の証明タグ」、以上の証明タグを商品に付けてお届けします。このMA-1をお買い上げの皆様には、補修を繰り返してボロボロになるまで末永くご愛用いただけましたら、作り手としてはこれ以上の喜びはありません。
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渡辺 純/JETLINKディレクター。好きな狼男作品は、ジョン・ランディス監督の映画『狼男アメリカン』(1981年公開、原題:An American Werewolf in London)。大八木未来/HEADGOONIEディレクター。好きな狼男作品は、映画『狼男』(1941年公開、原題:The Wolfman)。

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2016年最新版のアウターTHE WOLF MAN TYPE MA-1 JACKET/狼男MA-1が完成。「都市生活におけるフォークロア」(民間伝承、民俗風習、都市伝説)をテーマに掲げて、開発に一年の歳月を費やして製作しました。中世ヨーロッパにおける民間伝承に内在する伝統的怪物をデザインコンセプトとして、斬新でありながら実用性に富んだデザイン、伝統的意匠を取り入れながらもアウターとしての機能性を特化、現代の都市生活に対応なし得る”現在進行形のMA-1ジャケット”としてアップデートしました。メイド・イン・ジャパンが誇る巧みの技術を凝縮した逸品をお楽しみください。 THE WOLFMAN TYPE MA-1 JACKET/狼男MA-1詳細−NEW!

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2016年01月22日

暴力(TOLCHOCK)或いは、洗脳(LUDOVICO)治療

「A.犯罪者が跋扈する暴力(TOLCHOCK)の蔓延した社会」 or 「B.犯罪者が政府に洗脳(LUDOVICO)治療される社会」 ...二者択一を余儀なくされたその時、あなたはどちらを選択しますか?
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今年初のJETLINK新作は、映画 『時計じかけのオレンジ』 をモチーフにした ”ALEXANDER” スウェットパーカーver.TOLCHOCK or ver.LUDOVICOです。来週中の発売が決定しました。お見逃しのないようにどうぞ。 JETLINK (http://www.jetl.com/

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渋谷宇田川町のCAFE:MONOCHROME(カフェ:モノクローム)は、映像が流れる店内でデヴィッド・リンチ監督のコーヒーや、フランシス・フォード・コッポラ監督のワインがゆっくりと楽しめる空間です。先日のOPEN初日から大盛況で、CAFE:MONOCHROME×JETLINK限定Tシャツもほぼ完売とのこと。ご来店いただいた皆様ありがとうございました。
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急遽、コラボTシャツ二型の追加生産が決定しました。現在店頭にてご予約受付中です。(※Tシャツ詳細は前回記事をご参照ください)この週末にぜひお出掛けください。
CAFE:MONOCHROME (http://cafemonochrome.com/

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先週末、吉田カバン青山店にて。創業80周年記念に川久保玲さんがディレクションしたPORTER x COMME des GARCONSのヘルメットバッグを購入。1983年当時の濃緑色ナイロン生地をこのバッグのために復刻したとのこと。人生初のタンカーシリーズですが、最近JETLINKで購入した狼男MA-1こと、THE WOLF MAN TYPE MA-1 JACKETとも相性が良いです。ポーターのお店をチェックしてみてください。

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2016年01月18日

渋谷区宇田川町CAFE:MONOCHROME vol.01

複数の電光掲示板が発する映像と音につつまれたスクランブル交差点は映画『ブレードランナー』のなかで予見された未来都市を連想させる...
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...人の目線を上に向けさせる仕掛けが必要だった。ぼくたちのアイデアは店内の様子や上映されている映像をミラー貼りにした天井に鏡像として映りこませることだった。2階の窓越しに見える映像とその鏡像は路地を行き交う人々のへのアイキャッチとなり、情報発信の媒体になると考えたのだ。
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1月20日(水)渋谷区宇田川町に、CAFE:MONOCHROME/カフェ:モノクロームがOPENします。一級建築士 玉上貴人氏が手掛けた最新の映像が流れる店内では、デヴィッド・リンチ監督のプロデュースしたコーヒーや、フランシス・フォード・コッポラ監督が造りあげたカリフォルニアのワインなどが楽しめます。
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”NINE” No.9 T-SHIRTS ver.CAFE:MONOCHROME
Color: Black×White Print
Size: 0、1、2、3、4
Price: ¥6,000-[tax in]
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”THE TEXAS” T-SHIRTS ver.CAFE:MONOCHROME
Color: Black×Black Print
Size: 0、1、2、3、4
Price: ¥7,000-[tax in]
オープン記念に、JETLINK×CAFE:MONOCHROMEの限定Tシャツが発売されます。
渋谷までお出掛けの際は、是非お立ち寄りください。
CAFE:MONOCHROME
東京都渋谷区宇田川町4-10 渡辺ビル201 TEL:03-6452-5735
http://cafemonochrome.com/

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2016年01月11日

David Bowie/デヴィッド・ボウイ映画音楽の世界

デヴィッド・ボウイの映画音楽といえば...
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ラース・フォン・トリアー監督のアメリカ三部作の二作目、映画『マンダレイ』(2005)のエンディングで、首を吊られた黒人やKKK、キング牧師、ブッシュの写真などの背景に流れる「Young Americans」が印象深いです。
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ウェス・アンダーソン監督の映画『ライフ・アクアティック』(2004)にて、ブラジルの音楽家セウ・ジョルジ/Seu Jorgeによるカヴァー曲の数々「Starman」、「Rock'n roll suicide」、「Life on mars?」など。デヴィッド・ボウイ本人も絶賛した素晴しいアレンジです。JETLINK Show Roomでもこの映画のサントラをBGMにしてます。
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Space Oddity (David Bowie + Kristen Wiig) - The Secret Life of Walter Mitty
デヴィッド・ボウイの映画音楽をもうひとつ。近年の映画『LIFE』(2013)で流れた「Space Oddity」を女性とデュエットしてるアレンジ版です。曲に合わせた映像も素晴しいです。
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Arcade Fire & David Bowie - Wake Up
ボウイの曲ではありませんが、近年では、アーケイド・ファイア/Arcade Fireとのコラボも印象深いです。スパイク・ジョーンズ監督の映画『かいじゅうたちのいるところ』(2009)本編ではなく予告編で使われた「Wake Up」。他にも、デヴィッド・フィンチャー監督の『セブン』(1995)、デヴィッド・リンチ監督の『ロスト・ハイウェイ』(1997)、ジョージ・オーウェル原作小説の映画『1984』(1985)にも、デヴィッド・ボウイの曲が使われています。
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デヴィッド・ボウイの出演映画は『地球に落ちてきた男』(1976)、『戦場のメリークリスマス』(1983)、『ラビリンス/魔王の迷宮』(1986)など。星空の下で鑑賞したドライブ・イン・シアター(スーパー屋上のスクリーン映像を車中でラジオの音を聞きながら鑑賞する映画です。皆さんご存知ですか?)...今よりもずっと娯楽が少なかった小学生の頃にドライブ・イン・シアターで観た『ラビリンス』はJETLINKの原点でもあり、現在でも忘れられない生涯の思い出です。今宵は後世に残る偉大なミュージシャンを偲びながら、久々に作品を観返してみようと思います。

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「A.犯罪者の跋扈する暴力(=トルチョック)が曼延した社会」 or 「B.犯罪者が国家の政策によって洗脳治療(=ルドヴィコ)される社会」...To be or not to be、二者択一を余儀なくされたその時、あなたはどちらを選択しますか?”ALEXANDER”シリーズ新作 TOLCHOCK&LUDOVICO SWEAT SHIRTS。今月のリリースが決定しました。お楽しみにどうぞ。 http://www.jetl.com/

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2016年01月03日

地震沈静の祈り〜未来後の世界2016年の挨拶に代えて。

今から5年前。私こと渡辺が神経の病気で緊急搬送されたのが2010年暮れのことでした。退院後も思いのほか症状が深刻だったため、家族も自分自身も今後の仕事復帰は難しいのでは...と半ば諦めかけましたが、その後一年かかって仕事に復帰しました。現在も通院は続いてます。

そして、病院を退院してから2ヵ月後...
2011年3月11日に、日本を震撼させる大きな地震が起こりました。
人生を変えてしまう程の病気と震災をほぼ同時期に体験しました。
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写真は、秋田県在住のこけし作者、今晃さんが3.11以降に地震沈静の願いを込めて製作した木製玩具です。干支の兎を抱えた金太郎が、地震の象徴=ナマズを鎮めている様子を描いてます。今さん自身も重い病気と闘いながら現在も玩具の製作を続けられています。
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少年の頃に観た映画が描いた”未来の世界”〜2015年が終わりました。
JETLINKでは良い事もそうでない事もあった一年でした。(渡辺は厄年でした)
皆さんにとってはどんな一年でしたでしょうか?
あの頃に思い描いた”輝ける未来”と現実は違いましたか?
違ってもそれでいいのです。未来は白紙だからこそ面白いのです。
昨年JETLINKでは、間に合わなかった新作や、やり残したことが沢山ありました。
今年はそれらを実現したいと思ってます。皆さんをビックリさせるような新作を準備してます。
新たなる2016年は、誰もが健康で地震の無い一年でありますように。
本年もJETLINKを宜しくお願いいたします。

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年末に実家の母より、クール宅急便で仕事場に正月料理が届きました。
里芋、人参、車麩、銀杏、糸蒟蒻、いくら、貝柱、百合根などが入った煮込みで、新潟の実家では「おおびら」、「のっぺ」などと呼ばれてます。皆さんの故郷のお正月料理はどんなものですか?