2005年01月23日

EAMES FILMSの世界

イームズ


(前回の続き) こちらが前回紹介しました ”powers of 10” 他、6作品が入ったDVD 「EAMES FILMS チャールズ&レイ・イームズの映像世界」 。以下が、パワーズ・オブ・テンの簡単な紹介です。

イームズイームズ


始まりは、ある普通のカップルが公園でピクニックをしている平凡な日常からスタートします。上空から男性に固定されているカメラが、10のn乗メートルの速度でどんどん遠ざかります。視点はさらに上昇を続け、やがて地球が見えてきます。もっともっと上昇して太陽、惑星の軌道、銀河、銀河系団、そして宇宙の果てへ...

イームズイームズ


そこで一旦カメラが止まり、今度は今まで通ってきた道をさらに加速して逆戻りします。すごい速度で宇宙の果てから最初の男性まで近づき、そのまま体の中へ...皮膚から細胞壁を通り抜けDNA、さらに原子核の小宇宙へと...僅か9分間の大叙情詩です。

他に、アスファルトを流れる洗剤混じりの水をずっと撮っているだけの作品 ”BLACKTOP” など、CGが無かった時代によくぞここまで!と感心させられる作品集です。

今回は、当事のビデオには無かった特典映像 ”901:チャールズ&レイとイームズオフィス45年後の記憶” が収録されており、89年にレイが亡くなった後、ワシントンにあったイームズ夫妻のデザイン工房を取り壊す場面を孫のディミトリアスが撮ってます。夫妻を取り巻く貴重な映像、45年間の歩みが感じられるちょっと悲しいドキュメンタリー作品です。

作品全体を観ていると、日本の小物や調度品 (赤べこ、コケシなど) が頻繁に出てくることに気づきます。例の 「ケース・スタディ・ハウス」 でも金色 (金箔?) が使われたりしていることから、イームズ夫妻は、和の建築やデザインに影響を受けた部分があったのかもしれませんね。作り手の気持ちを身近に感じることによって、その作品 (椅子) にも今以上に愛着が湧いてくるといったところでしょうか?


jetlink_roki at 15:24│Comments(1)TrackBack(0)│カテゴリ_01:書籍/books 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 髑髏王   2005年05月18日 12:59
ファシスト皆、地獄に落ちるべし

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔